2021年08月24日(火)
【野付中】野付学の集大成「3年アマモ学習」 [野付学]
野付学校区において幼小中12年間で系統的に地域について学ぶ「野付学」。中学3年生が野付学で最後に学ぶのが「アマモ学習」です。なぜ、野付学の最後に「アマモ」なのか?それは、豊かな野付湾の生態系にとってアマモはなくてはならないものだからです。
昨日の実施予定が雨により本日に延期となりましたが、朝から降っていた海霧も収まり無事に実施することができました。今年度も野付半島ネイチャーセンターのネイチャーガイドIさんにご指導をいただき、野付学の最後の学習を行いました。
2校時は教室で、アマモについての講義を受けました。
・アマモは海のゆりかごであること
・アマモの分布について
・アマモの仲間について
・アマモ場について
・野付湾が日本でも有数の藻場であること
・アマモのからだについて
・アマモが好きな環境について
・アマの役割について〜物質の生成、水の浄化、海底の安定、生き物の住処、食料
以上の事を学びました。
3・4校時はキャンプ場のアマモ場に移動し、観察や様々な生物を採取しました。
5校時は理科室で、採取した生物やアマモを詳しく観察しました。ユムシやヘラ虫などガイドのIさんもアマモ学習であまり見たことがないという生物の観察もでき、アマモ学習のまとめを行いました。
毎年、お忙しい中を講師を引き受けていただいているIさん、いつも有難うございます。
3年生は、これから12年間の野付学のまとめを行います。例年は新聞を作成していましたが、今年度はプレゼン形式で資料をまとめ、発表会等を行う予定です。
Posted by 野付中学校 at 10時45分