野付中学校 [北海道野付郡別海町]

　９月２４日（水）、中体連秋季大会に向けての壮行会が放課後行われました。野球・女子バレー・卓球と３つの部の選手がそれぞれ明日の試合に向けた抱負を述べて、生徒会長から激励の言葉がありました。

　そして、壮行会の最後はいつも野付中学校の応援歌で締めくくります。この応援歌は平成元年頃に作られたようですが、音楽担当教師を中心に、作詞・作曲共に当時の生徒達が作り上げた伝統の歌です。

　　作詞　井上　　剛　　作曲　池田　　真

１　国後見ゆる高台に
　　そびえる我等の野付校
　　潮風頬にうけながら浜っ子は
　　明日に向かって歩き出す
　　あーあ　野中生
　　いつでも誇りを忘れるな
　　あーあ　野中生
　　光り輝け　野中生

２　遠くに羅臼の山なみを
　　見わたす我等の野付校
　　北風胸にうけながら浜っ子は
　　目標めざし進みゆく
　　あーあ　野中生
　　いつでも希望を忘れるな
　　あーあ　野中生
　　未来はばたけ　野中生

　９月１９日（金）に野付半島クリーン作戦を実施しました。例年は５月など早い時期に実施していましたが、鳥インフルエンザ等の関係で延期していました。

　３年生は観光汽船で野付半島の先端の方に渡り、１，２年生は野付半島の付根からネイチャーセンターに向けてゴミ拾いを行いました。観光汽船の上からはたくさんのアザラシを見ることもできました。

　時期が遅かったために、いくつかの団体がゴミ拾いをしており、例年に比べるとゴミの量は大変少なかったのですが、野付半島を含めて環境問題を考えるいい機会でした。
　ゴミ拾いの後は、ネイチャーセンターにて、指導員の方に野付半島についての説明をしてもらい、みんな良く聞き入っていました。

　団体の観光客が大勢来ていて、すれ違う人が「ご苦労さま」とか「ありがとう」などと声を掛けてくれたのもいい経験だったと思います。

　ただ、湿度が高くて気温が上がったために蚊が大量に発生し、腕を３０ヵ所以上刺されました。来年はやっぱり蚊のいない時期で、ゴミが大量にある時期に実施しようと考えています。

　１８日（木）の午後から、薬物乱用防止教室を開催しました。当日はキャラバンカーにも来てもらい、教室で薬物についての話を聞いたあと、キャラバンカーの中で学習を深めました。

　２年生を対象に行いましたが、最近は特に大麻等の薬物に関しての事件も多発しており、様々な薬物の危険をしっかり認識して、自分で自分の身を守る人間になってほしいと思います。

　ＡＬＴのエマさんが今週、野付中学校に来ています。年間３週間ぐらいしか来ることができません。別海町は学校数が多いため。

　数少ない訪問ですが、１９日にはクリーン作戦の野付半島ゴミ拾いにも一緒に参加してくれる予定です。

　ネイティブな英語に触れて、片言でも意思を通わそうというコミュニケーション能力が少しでも育つことを期待します。