野付中学校 [北海道野付郡別海町]

　昨日（21日）、大地震・津波想定の幼小中合同避難訓練を実施しました。

今朝の福島県沖の地震と津波警報発令がありましたが、まさに、避難訓練直後でしたので、日頃の津波想定の避難訓練の重要性を再認識しています。

昨日の避難訓練の様子は次の通りです。
昨年度から、尾岱沼地区の避難所である「きらくる」に野付幼稚園、野付小学校、野付中学校の３校の子どもたちが避難した後に、引き続き保護者への引渡し訓練も行っていました。
しかし、昨年度の訓練で保護者への引き渡し時、交通渋滞が起こる課題がありました。今年度は、引渡し訓練をいかにスムーズに行うかを工夫して、実際に避難訓練が行われました。
１４時４５分、三校一斉に避難訓練が始まり、１４時５５分にはすべての園児、児童、生徒が指定避難所の「きらくる」に集合し、その後、各居住地域毎に分かれて再整列が１５時に完了し、１５時から保護者への引き渡し訓練となりました。
昨年度は、この引渡し訓練で、交通渋滞等があり、最後の家庭に子供を引き渡すまでに３０分ほどを要してしまいました。今年度は、事前に引渡し場所を２か所にし、掲示を明確にして、一方通行で対応することで、大きな混乱もなく１５時１５分には、ほぼ引渡し訓練が終了するなど、非常にスムーズな訓練が実施できました。
合同避難訓練に対応して頂いた幼稚園、小学校、中学校の各関係者、支所、駐在所の皆さんに感謝申し上げると共に、各校の保護者の皆さんの協力にも感謝申し上げます。

更に、野付中学校の中学生に期待されていた、園児や小学生への避難時のリーダー的な役割も随所で見られ、頼もしさを感じました。ご苦労様でした。

居住地ごとに再整列

先生方をサポートする中学生

近くにいるだけで安心ですね

引渡し訓練

二か所での引渡し

いつもありがとうございます

引渡し訓練

　１０月３１日放課後、野付幼稚園を会場に今年最後の幼小中の先生方が一堂に集まり、尾岱沼学区の教育について研修したり情報を交流する研修会が行われました。
それに合わせて、教育長の出前トークと次年度より尾岱沼学区に導入予定のコミュニティースクールの説明会も実施されました。
幼小中の研修会では、短い時間ではありましたが、今年度の成果と課題について次年度に繋がる良い研修となりました。
教育長出前トークでは、真籠教育長、谷口主幹、入倉課長、松田主幹の４名が別海町教育委員会から来ていただき、様々な意見交流がなされました。
ＣＳ説明会では、教職員向けにＣＳ導入のねらいや別海型のＣＳとは何か？などが説明されました。１１月には保護者地域向けのＣＳ説明会（町教委主催）が予定されております。

幼稚園での研修会の様子

林園長さんの挨拶

分科会の様子

成果と課題が明確に

教育長との出前トーク

ＣＳ説明会

　今日の４校時は全校音楽の時間でした。その様子を参観するために、野付小学校の５年生と６年生が来校してくれました。出前授業や体験入学だけでなく、普段の中学校の授業の様子を交流するのは、中学校の生活の様子に馴染むのに、大変意味のある交流ですね。小学校の皆さん、本日はありがとうございました。