野付中学校 [北海道野付郡別海町]

　文化祭の生徒会企画で使う動画の撮影が行われました。文化祭当日でどのような場面でどのように使うのかは、当日のお楽しみですね。

人文字ですね・・・

生徒会担当のＭ井先生

何度もＮＧを繰り返しておりました

なかなかOKが出ません

　野付学校区の１２年間の郷土学習である「野付学」の総まとめとして、夏休み前から少しずつ進めていた中３の皆さんの「野付学新聞」が徐々に完成しています。

ひとり一人がこれまでの野付学の様々な活動を振り返り、改めて調べ、まとめる事を通して、自分たちなりの野付学とはなんだったのかを考える機会になってくれればというのがねらいです。ですから、出来るだけ「野付学新聞」の内容は、生徒一人一人の個性的で楽しめるもをめざして取り組んできました。

完成した「野付学新聞」は２２日の文化祭で展示されます。その後は、野付半島ネイチャーセンターや尾岱沼漁港コミュニティセンターなどに展示し、野付半島・尾岱沼の観光紹介にも役立てられることになります。

　本日は嬉しい事に全校生徒が揃っての文化祭活動となりました。その様子を紹介します。

中１は、教室で劇練習です。台本はまだ見ていますが、少しずつ動きがついてきましたね。美術室のバック絵も色塗りが始まり、二人で協力して丁寧に塗っていました。

中２は、劇練習の様子は少しシリアスな雰囲気です。それぞれの思いがぶつかり良いものに仕上げようとして、話し合いが続いていました。学級展示画は何だか楽しそうに笑顔一杯で活動しておりました。

中３は、体育館の舞台を使っての劇練習です。効果音や照明もついてかなり先日より進んでいます。流石、中３ですね。毎年中3は芸達者な皆さんが多いのでどうしても期待が膨らみますね。学級展示画は、黙々と遊びなしで作業が続いておりました。最後の仕上げに期待ですね。

中1全員そろっての劇練習

動きもついてきました

男子も大きな声で頑張ります

中１バック絵、二人で協力してます

中２劇、まあ上手くいかない事もあるさ

中２　学級展示画　色について検討中

中２劇　バック絵です

中２学級展示画　

中3劇　シリアスです

中３劇　照明も大事な劇です

中３劇　時間を大事にしていこう

中３劇　バック絵です

中３学級展示画

中２学級展示画これはまだ見せられない

　本日は、中２の皆さんは野付学「サケの採卵実習」で、中標津町の計根別ふ化場で実習を行いました。

サケは北海道の重要な魚種ですし、尾岱沼の漁業にとっても大変大事な資源ですので、その増殖に関わる活動を体験するのは非常に意義のある活動となっております。

ふ化場のある計根別ふ化場は当幌川にありますので、野付湾にそのまま注いでいます。今年の親鮭の捕獲数を職員の方にお伺いすると、根室管内全体では減少していますが、当幌川は昨年より増加傾向とのことでした。今後の鮭資源にとっては良い情報かもしれません。

中２の皆さんは、先ずは親鮭をこん棒で撲殺する体験です。これは残酷な行為の様ですが、命を頂く意味で非常に荘厳で尊い生命の意識を考えることに繋がる体験です。中２の皆さんも黙々とそしてその意味を噛みしめるように頑張って体験していました。
その後、メス鮭の腹を裂いて、イクラを取り出し、オス鮭の精子を受精させる一連の体験を行いました。

中２の皆さんにとっては、とても厳しい体験であったかもしれませんが、こうして命を繋いでいることや地元の基幹産業である漁業資源を未来に渡って守る活動を体験する意義は大きいものがありますね。ご苦労様でした。

本校の野付学の活動にご協力いただいた、計根別ふ化場の職員の皆様、野付漁業協同組合の皆様、本日はありがとうございました。

イクラを取り出す作業

受精させる作業

作業の説明を受ける中２

全員が体験します

こん棒とサケ

担任も体験します

流石、野中生、怯むことなく頑張ります

今年は、昨年より多いそうです

ふ化場の職員の皆さん

これも全員が体験します