野付中学校 [北海道野付郡別海町]

野付学校区学校運営協議会(CS)のご協力により、北海道防災教育アドバイザーの三浦浩さんをお招きしての防災減災講演会を8月21日(水)6校時に行うことができました。

15歳の時に奥尻島沖を震源とする北海道南西沖地震を体験し、地震発生からわずか3分で襲ってきた津波を背に祖父母を連れて高台へ逃げた時のお話は「自作絵本」としてまとめられ、今回は「紙芝居」として語ってくれました。

命を守る大切さを語り継ぐ三浦さん。大切なことを「ももよさま」(もどらない・もたない・よらない・さがさない・またない)としてまとめていらっしゃいました。また、中学生へのメッセージとして、どんなにつらいことがあっても雪はとけるし、トンネルには出口があること。そして、真っ暗になれば星がきれいに見えることなど、命の尊さを津軽弁交じりの味のある語り口調で伝えてくれました。

三浦様、そして学校運営協議会の皆様に心より感謝を申し上げます。
9月24日(火)には津波を想定した幼小中合同避難訓練が実施されます。避難方法についてはＣ(点検)Ａ(改善)Ｐ(計画)Ｄ(実施)を行い、より現実的に考えて少し変更していますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

25日間の夏休みを終えて、昨日8月20日から生徒たちの登校で校内が明るく輝き始めました。昨日、本日の2日間で、全校生徒40名の元気な姿に再会できたことが何より幸せです。

始業式・全校集会では、誰も「静かに」と指示することなく、雰囲気を感じて全校生徒がサッと静まり返り、いつもながら校歌を美しく歌いあげました。生徒代表からは、文化祭や進路決定に向けた決意の言葉があり、全道中体連大会に出場した3名の報告会では、大舞台での経験が成長につながっていることを実感しました。町ビブリオバトルでの活躍を全校で喜び、大阪府枚方市との交流を行った生徒たちも校長室や職員室に報告に来てくれました。
夏休み中の宿題もきちんと提出されており、2学期初日の放課後には、新聞感想文の作品が各学年の廊下に掲示されています。

わずか25日間という短い期間でしたが、成長期の真っただ中にある中学生。「一段と成長したなぁ」と感じます。始業式の校長式辞で「幽体離脱して自分を客観視し、それぞれあるはずの凸凹のうち凸を3つレアカード申請して」とお話したら、早速8名の生徒が申請書を提出してくれました。
今学期も引き続き活躍が楽しみな野中生です。

明日2学期始業式を迎えます。25日間の夏季休業期間中、命にかかわるような怪我や病気の報告はなく、2学期も元気な野中生に会うことができそうです。楽しみです!!

ご家庭はもちろん、地域や学校にとって子どもたち一人一人が大切な存在です、2学期も40名の健全な成長に繋がる教育活動となるよう、教職員一同尽力して参りますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

夏休みを振り返ります。
7月26日に別海町役場で行われたビブリオバトルに生徒会書記局3名が挑戦し、見事チャンプ本の称号を獲得しました!

7月25〜28日に旭川市で行われた全道中体連陸上大会の砲丸投で総合15位に入りました。

7月29日〜8月1日の日程で行われた「ふれあいの翼」に2学年2名が参加し、大阪府枚方市の中学生と交流しました。来年は枚方市の中学生を別海町に迎えます。

7月29〜31日に行われた神社祭では、猛暑の中神輿渡御や太鼓演奏、相撲大会に参加し、地域の行事を共に創り楽しみました。

7月31日〜8月2日に富良野市で行われた全道中体連卓球大会で、3年生が3回戦に進出。1年生も強豪相手にフルセットまで持ち込む大健闘を魅せました。9月14日に旭川市で行われる全道カデット(5名出場)や10月の北海道卓球選手権ジュニアの部での活躍が期待されます。

8月8日(木)夏休み学習会に多くの生徒が参加し、宿題や自主学習でわからなかった内容を積極的に質問していました。

8月10日(土)テルイ杯野球大会が中標津町営球場で行われ、四校合同新人チームは準優勝に輝きました。(写真は撮れませんでした・・・)
今年は準優勝が4回続いています。8月25日(日)11:00〜別海町営球場で予定されている管内新人野球大会で再び優勝を目指します。

8月16日(金)、本校の卒業生でもあり、現在北海道教育大学で教鞭をとっている戸田竜也様をお招きして、教職員研修会を実施しました。教員も学び続けています。

8月17,18日、釧路市で釧路新人陸上大会が行われ、1年生2名が自己新記録・自己タイ記録をそれぞれ樹立しました。(写真は撮れませんでした・・・)
9月1日(日)に釧路市で行われる北海道ジュニア陸上選手権には、2年生と3年生が1名ずつ出場し、全国ジュニアオリンピックを目指します。