野付中学校 [北海道野付郡別海町]

　8月29日(木)午後、1,2学年で植樹を行いました。
　毎年1学年で実施していますが、昨年度は予定していた場所でクマの目撃情報があり中止されていました。今年は天候が心配されましたが、前の晩の豪雨も何とかおさまり、昨年できなかった2年生も一緒に木を植え、個人名が記載された札を添えています。

　野付地区では、「森と川と海はひとつ」をスローガンに漁業協同組合が中心となって30年前から植樹活動が行われています。すでに植えた木は1万本。河川の周辺に木を植えることで、土が守られるだけでなく、葉が落ちて腐葉土になり、ミネラルを含んだ水が川から海へと注ぎ込みます。植樹の前には活動の経緯を説明して頂き、その意義を感じながらの作業となりました。
　
　いつもながら、貴重な学習の機会を提供して頂いている野付漁業協同組合の皆様に心より感謝を申し上げます。

学校便り「親潮」第７号を発行しました。
ＰＤＦをクリックいただきますと、大きくご覧いただけます。

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　NIE実践として、今年も夏季休業中に「新聞感想文」に取組みました。読んだ新聞記事の中で、興味をもった記事を1つスクラップし、記事を読んで感じたことを書き、家族や友達の意見を聞き、自分の意見や提言をまとめます。

　始業式で提出された全校生徒の「作品」は多種多様で、全校生徒分を一つにまとめたら、バラエティに富んだ新聞が一紙完成するのではないかと感じました。作品は、日本新聞協会が主催する「第9回いっしょに読もう!新聞コンクール」へ出品されます。

　スマフォと比較して新聞の長所は、網羅性と共有性です。新聞は多種多様な記事が目に入るため、興味のある内容のみでなく、バランスよく情報を入手することができます。また、家族や友達など、多くの人が新聞を囲んで意見交換する事も可能です。新聞を通して「読んで理解し、自分の考えを伝え合う」ことができる力をぜひ身につけて欲しいと願っています。

1学年の全作品を紹介します。内容は
戦争・原爆関連3
日韓問題2
テロ事件1
障がい者支援1
スポーツ1
自然災害1
北方領土問題1
仮想通貨1
体罰問題1
札幌市クマ騒動1 です。

　8月28日(水)に1,2学年で5教科の学力テストが行われました。今年度北海道文化協会が発行するテスト(文協テスト)を行うのは初めてですので、1年生は、道立高等学校入試問題を意識した文協テストに戸惑った生徒もいたようです。

　これからのテストは、「思考力・判断力・表現力」を重視した問題が多く出題されますので、授業＋家庭学習において「知識・技能の習得」と同時進行で取り組む必要があります。

　「得点」だけではなく、まずは自分が出来ている事と出来ていない事を客観的に見つめ、弱いところを補い、強みはどんどん伸ばせるよう、テスト結果を生かして参ります。

　本校では放課後学習会が行われており、2階の多目的スペースには「家庭学習お手本ノート」も掲示されていますので、こちらも活用して欲しいと思います。

　10月20日(日)の第57回野付中学校文化祭・10月30日の別海町音楽祭に向けて、全校合唱の練習が始まりました。
　ここ数年、本校の合唱は声量・ハーモニーともに高い水準を誇っていますが、今年度は一段と難しい曲を選び、全体練習とパートごとの練習に懸命に取り組んでいます。発表までの二か月弱で目指している水準まで到達できるか、価値ある挑戦が続きます。
　昨年度もそうでしたが、私(校長)としては、校長室まで響いてくる生徒たちの歌声に心洗われ、癒されています。これも野中生の(人を喜ばすことが出来る)素晴らしい力ですね。有難いことです。