野付中学校 [北海道野付郡別海町]

　密閉・密集・密接の3密の中で、学校で難しいのが「密接」です。特に体育実技の際にはどうしても人と人との距離が近づきがちです。
　
　そこで、体育科教員が知恵を絞り、4月13日(月)の授業では、自然と生徒同士の距離が保たれるように「ウレタンポール」を活用。様々なエクササイズを行うことにより、体づくり、動きづくりを行っていました。

　明日から再開される部活動のために、一昨日、昨日の週休日に、職員の自家用車でグランドの仮転圧を行いました。まだまだ早朝はマイナス気温ですが、広いグランドで思いっきり駆け回れる日も近いようです。

　例年2時間を使って「対面式」を実施していましたが、今年度は内容と形態を変更して、「全校集会」の中で35分間、新入生を迎えて楽しいひと時を過ごしました。

　「一生懸命だと知恵が出る」という言葉通り、愚痴や言い訳をすることなく、たくさんの制約がある中で、生徒会書記局が中心となって知恵を絞ってくれました。

　その書記局が(距離をおいて)司会をしながら、まずは新入生が自己紹介。

　続いて(ユニフォーム姿や「実技」なしで)部活動と委員会活動を紹介。

　野付中学校クイズで盛り上がりました。

　下のクイズでは、3年生は学級担任への「忖度」が働いて3番に・・・

　下のクイズでは、4番に手を挙げる人も多数いました・・・
　　(正解は3番です。念のために・・・)

　最後に、新入生代表が立派に「お礼の言葉」を述べました。

　再スタートして1週間。生徒の皆さんがリズムを取り戻せるか心配していましたが、授業への取組でも、人と人との関係でも、これまで通りの望ましい姿が見られ、ひとまず安堵しているところです。ご家庭での規則正しい生活のお陰です。有り難うございます。

　しかしながら予断を許さない状況が続きますので、気を緩めることなく、出来得る最善の行動をとってまいります。検温の「ダブルチェック」においても、登校時に発熱が見られた場合にはご家庭に連絡しております。お忙しい中ですが、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
　
　普段どおりに見えますが、大人が思っている以上に子どもたちは、「過去に経験したことがない状況」にストレスを感じ、心の奥に疲れをためこんでいるかもしれません。
　来週火曜日から再開する部活動も活用しながら、心をほぐしてくれるとよいのですが、時間的、体力的には負担が増すことになります。各部においては、急激に負荷をかけないように心がけますが、ご家庭でもお子様の心身の状況について気配りをお願い申し上げます。

　自粛する中ではありますが、どうぞよい週末をお迎えください。

　少し暖房費はかさみますが、常時換気等を行っています。

　今年度から配置された家庭科の時間講師(毎週木曜に勤務)による授業が本日より始まりました。
　自己紹介から始まってすぐに和やかな雰囲気となり、2階の教室から笑い声が1階の校長室まで聞こえてきていました。

　その他の授業でも、笑顔あり、真剣な表情ありで、メリハリのある雰囲気が伝わってきました。(英語のコミュニケーション活動で行っていた「ハイタッチ」は、手のひらで「気」を送り合っていました・・・)