野付中学校 [北海道野付郡別海町]

3回目の登校日は給食ありの4時間授業。欠席もなく、本格的な再開に近づいています。
6月1日(月)から可能な限り通常の教育活動を実施できるよう、感染防止に努めます。

本日の給食は、手指消毒等を徹底した上で配膳を教職員が行い、全員前を向いておしゃべりをせず、「美味」に意識を集中しながら食べていました。

「学校の状態は玄関を見ればわかる」と言われますが、今週行われた3回の登校日で、「外靴」「上靴」が乱れることはいっさいありませんでした。中学校で意識して指導したことはありませんので、家庭・幼稚園・小学校で培われた「野付のあたり前」なのだと感じます。有難うございます!

鶴を折りながら、国旗を覚えています!
ふれあいギャラリーも、今回は丹頂鶴特集です!!

切り替えスイッチがしっかり機能しているのが野中生の強みです。
朝の教室へ行くと、全員が集中して朝読書に取り組み、短学活での「頭と身体を目覚めさせる活動」ではみんなで楽しみ、各教科の授業では「個人思考」と「意見交流」を織り交ぜる・・・。
ずっと大切にしたい本校の良さです。

本日も欠席者はなく、朝から「折り目正しさ」を発揮している野中生ですが、「ストレスチェック」での回答を診ると、これまでとは異なるストレスを感じている生徒も多くいることがわかります。
そりゃそうですよね。

でも、「内なるエネルギーがあるからこそストレスが生じるのだ」と考えることもできます。
★やりたいこと
★頑張りたいこと
★成し遂げたいこと
がなければ、「制限」がかかっても不自由だと感じませんから・・・。

「思い」を閉じ込めることなく、友達や、先生方や、家族や、地域の方々と、ぼやき合ったり、聴き合ったりしながら、自他の「心」と上手に向き合い、付き合っていきましょう。

久しぶりの登校日。天気も良かったので、野付の良さを見つけに、マスクをして外に出てみました。
目的地は野付小学校。別海町の名所にもなっているあの「千島桜」です。

中学校を出発し、歩道に映る「影」を楽しみながらテクテク歩くと、
グラウンド横の桜の木がほぼ満開! 青空とのコントラストがお見事！
タンポポもあっという間に数を増やしましたね。

目的地の桜はこの通り!!
やっぱり野付小学校の千島桜はスケールが違います!!

桜と並んで春の季語となっているツクシ(スギナ)も見つけましたよ。
花壇のチューリップも綺麗でした!

標識に巻き付いた植物。太陽の光を求めて上へ上へと成長し続けます。
学校は臨時休業でも、季節は確かに移りゆき、悠久な自然の大きさ、たくましさを実感させられます・・・

前年度末の39日間に続き、「北海道第二波」と呼ばれる感染症拡大防止のために31日間の臨時休業を余儀なくされましたが、本日晴天の下、一人の欠席者もなく「登校日」の初日を迎えることが出来ました。

いつもながら、31日ぶりとは思えない元気な表情に出会えたことを嬉しく思います。家庭での規則正しい生活ぶりがうかがえ、宿題の提出率もかなり高かったようです。

写真の通り、初日は全校集会と各教科2コマの3時間授業。
明後日20日(水)は各教科の3時間授業。
22日(金)からは給食ありの4時間授業です。
北海道全体で感染が収束し、6月1日(月)から、新しい生活様式による「日常」に戻れるように、学校では「て・ま・き・か・た(手洗い・マスク・距離・換気・体温、体調管理)」を徹底してまいります。

登校前と登校後には校内の清掃と消毒を徹底しています。

臨時休業前後に行われた全校集会では「自分で出来る力」の大切さを話しました。
親に言われて・・・先生に叱られるから・・・宿題だから仕方なく・・・
という外付けエンジンではなく、自分の中にあるエンジンで前進する力をつけてほしい。それが、「船外機から船内機へ」という言葉にこめた願いです。