野付中学校 [北海道野付郡別海町]

別海町新聞の日の初日となった今朝、教室には10〜15分間、それぞれの興味に合わせて黙々と新聞を読む姿がありました。
もちろん、朝の習慣となっている愛読書を続けるのもＯＫとしています。
月に1回、全員が同じ新聞を持っていることになります。次回からは別冊「まなぶん」も付く予定ですので、朝の会のアクティビティに用いたり、各教科の授業で扱ったり、記事の内容について意見を交わしたりするなど、有効活用して参ります。

「ニュースはネットで」という方も増えていますが、正確性、網羅性、一覧性に優れた新聞は、丘の上から社会全体を見渡すことができる「窓」です。
手に入れたい情報を焦点化して得ることが出来るインターネット(電子情報)は「望遠鏡」の役割を果たします。
「新聞」と「ネット」を上手に併用していけたら良いですね。

各教科の学習内容を社会生活とつなげたり、理解を深めたりするツールとして、本校では「新聞」を活用した教育（ＮＩＥ）に取り組んでいます。

別海町でも、教育行政方針に「学びの土台作り」として読書活動とＮＩＥを位置付けているところですが、さらなる進化を目指して、月に1回児童生徒全員に新聞を配布して活用する「別海町新聞の日」をスタートさせることになりました。

基本的には月末の月曜日に配布されますが、今月は明日１６日(木)と２７日(月)の2回配布されます。
学校でも有効活用致しますが、新聞の内容について、ご家族でもぜひ意見交流してみて下さい。
「新聞活用実践例」も下記にアップしておきます。
(写真は、先月の本校3学年国語科授業です。)

別海町新聞の日 (231KB)

ＮＩＥ20実践 (165KB)

また別海町では、「ご家庭の負担軽減」と子どもたちの「学びの自律を促す」ことを目的として、各種検定について検定料の補助をスタートさせました。下記文書をご覧の上、ご活用くださいませ。

レッツチャレンジ検定 (141KB)

レッツチャレンジ検定 (279KB)

全校朝会のスピーチでは
3年生は、アニメ「鬼●の刃」から「あきらめない心」「自分で考えて動くこと」の大切さを学んだこと。
2年生は、松ぼっくりについて、松かさは乾くと開くことなど。
1年生は、「合唱」はストレス発散や血行促進など健康に良いこと。
を、緊張しながらもノー原稿で発表してくれました。

生徒会書記局からは、中止となった体育祭の代わりに体育科の授業として平日午前に実施する「合同体育」について
「体育祭はできませんでしたが、40人が協力して思い出に残るものにしましょう!」
という呼びかけがありました。

人を喜ばせる達人であるＳくんが、手芸作品(さしこ)を見せに来てくれました。
その際にカメラで私の写真をパチリ。こんなリラックスした姿の写真は久しぶりでした。
有能カメラマンであるＳくんにしか撮れない写真。まさに「天才」です。

放課後の音楽室。撮影を拒む音楽部の皆さんを遠目に撮影しました。
練習成果を発表してくれる日を楽しみにしています!

1年生を招き、社会生活(学校や地域)に関することについて、2年生が自分の考えをプレゼンしています。

7月14日(火)1校時には、10名の生徒が登場。準備したグラフや表、写真などを実物投影機を活用して示しながら
★花火を打ち上げる新しいお祭りを野付で!
★野付の知名度を上げるために
★幼小中で合同の行事をつくろう!
★尾岱沼をきれいにするボランティア活動を!
★尾岱沼にカフェを!
などなど、具体的で前向きな地域づくりの計画がたくさん提案されました。

教科学習の中で「主体的に発信する力」を培う、ふるさとキャリア教育「野付学」の取組です。

2年生全員の発表が終わったら、「共感した提案」について1年生が「評価」します。

素晴らしい提案が多くあるので、8月25日(火)18:00〜本校図書室で行われる第2回野付学校区学校運営協議会にて、委員の皆様にいくつかの提案内容を紹介したいと思います。