野付中学校 [北海道野付郡別海町]

合同体育の様子も3回に分けて紹介します。

昭和59年より開始された野付中学校の伝統行事。例年は5月に行っていましたが、今年度は臨時休業があった関係で、8月19日(水)に延期して「第37回野付半島クリーン作戦」を実施しました。
心配されたのは天候と気温。特に予想気温が28度と高かったため熱中症対策を取っておりましたが、野付半島は心地よい浜風が吹いており、晴天の下で、気持ちよく清掃活動を実施することができました。

その様子を3回に分けて紹介します。

クリーン作戦は、毎年別海町役場の商工観光課と、野付半島ネイチャーセンターの皆様に多大なるご支援をいただいております。毎年のことながら、本当に有難うございます。学校での開会式では、商工観光課の課長様よりご挨拶をいただきました。

今年は、他団体もすでに清掃活動を行っているため、例年よりもごみの量は少ないと感じましたが、それでも、写真の通り生徒たちは袋いっぱいのごみを回収しています。野付半島の素晴らしさを末永く多くの方に満喫していただくためにも、この美しい景観を、動植物たちを、皆さんと共に守り抜かなければなりません。野中生は「地域の自然環境は自分たちで守る!」という気概を持って取り組んでおります。

90日間の2学期が、本日よりスタートしました。とは言っても夏休みは10日間のみでしたので、「再び日常がスタートした」という感じで、大きな変化はありませんでした。相変わらず立派な態度です!

1校時は始業集会を行いました。
いつもながら足裏を床に付けて座る姿勢は立派。立つ姿勢も軸がしっかりと重心にのっています。久しぶりにら行った「校歌斉唱」では、前後の距離を2m以上とり、美しく歌い上げました。

校長講話では、(一斉実施は取りやめた)全国学力学習状況調査の生徒質問紙(自校にて集計)について、本校3学年が「自分にはよいところがある」の項目が低かったことから、「これだけ活躍している皆さんなのに、なぜ?」という話をしました。謙虚さは美徳とされることもありますが、何かチャンスが与えられた時、「自分なんかには」と考えるか、「成長につながるチャンスだ!」と考えるかは、自己肯定感にかかっています。

最後には、生徒会書記局の代表が「2学期の抱負」についてスピーチしました。

子どもたちにとって楽しみにしていた行事がほぼすべて中止となったことから、地域の方々が「少しでも夏らしさを感じてほしい」と企画してくださった「龍神花火」。
本校生徒18名もボランティアスタッフとして、当日の運営に携りました。

わずか1時間程度のイベントですが、クリエイトするのは大変です。緻密な計画と周到な準備。特に、感染症対策を徹底しなければならない中では苦労が多いですよね。

入口では手指消毒をお願いし、クーポン付き「新しい生活様式」のチラシを配布。

これまで「発表機会」がなかった龍神太鼓メンバーが、聴く人の心と夜空に響く威勢の良い演奏を披露してくれました。

楽しいひと時はあっという間でしたが、大切なことを学べる貴重な機会でした。地域の皆様、本当に有難うございました!!

今年の夏休みは8月8日(土)〜17日(月)のわずか10日間ですので、終業式を少し簡素化して「終業集会」として7日(金)5校時に実施しました。

内容は「合同体育」の表彰、各学年生徒による1学期の振り返りスピーチ、生徒会代表挨拶、生徒指導担当教員の話など。

制限が多かった学校生活を「残念」と感じながらも、知恵と工夫で「成長」へとつなげている様子が生徒スピーチからもうかがえて、頼もしく感じました。

写真をご覧になってお気づきかと思いますが、「節目の集会」で制服を着用していないのは、せまい更衣室で「密」の状態を作らないようにするためです。特に1年生のご家庭には、せっかく購入した制服を活用する機会が少なくて申し訳なく感じております。当分の間「ジャージ登校」が続きますが、ご理解のほどお願い申し上げます。