野付中学校 [北海道野付郡別海町]

8月19日(水)に実施した「第37回野付半島クリーン作戦」。
その最終3回目の紹介です。

清掃活動を行った後は、ネイチャーセンターの周辺でそれぞれ持参したお弁当を美味しくいただきました。
海岸で必ず競い合うのが「水切り」。野付半島は、知床側から流れてくる土砂が堆積した「砂嘴」なので、削られて平べったくなった石がたくさんあります。
また靴を脱いで波打ち際まで行ったり、きれいな石を見つけたりする生徒も・・・

12:50からはネイチャーセンター職員による「野付半島」についての学習会が行われました。学習する内容は3年毎にテーマを変え、卒業するまでにバランスよく学べるようにしています。

スクールバスを消毒しなければならない都合上、帰りはバスが使えなくなったため、トドワラの船着き場まで全員で2kmほど歩きました。

観光船でのクルーズは最高の気分!! 途中ゴマフアザラシも顔を出してくれました。
別海町観光開発公社には、今年の事情をお話して、急遽無理をお願いいたしました。
全生徒・全職員より心より感謝を申し上げます!!

尾岱沼漁港から学校まで、再び1kmのウォーキング!
身体は疲れていても、明るさは絶えない野中生です。

合同体育の紹介。その2回目です!

例年ならば、落とした魚箱をチームの人たちが全力疾走で拾い上げる名物シーンがありましたが、密を避けるために今年は禁止。落とした選手は全部自分で拾うので大変でした!

野付名物「借り人」は、手をつながずにひもの両端を持って・・・

全員でリレーしているのに、なぜかアンカーまでもつれます。それぞれが全力を尽くし、お互いに相手を意識して抜きつ抜かれつするためです。
今回の大接戦は特に見ごたえがありました!
ゴールしても、どのチームが勝ったか本部席からはまったくわからないほど。ここまでさわやかなレースをしてくれると、すでに勝敗は二の次になっていました・・・。
歴史に残る名勝負でしたね。

8月19日(水)に実施した全校野付半島クリーン作戦。
天候に恵まれたこともあり、生徒も教職員も、顔にマスクの跡がはっきりとわかる「マスク焼け」が20日(木)には多く見られました! 皆さん、お疲れさまでした!!

幼小中12年間で学ぶ「野付学」プログラムの最後に位置付けているのが「3学年アマモ学習」です。なぜならアマモは野付湾の生態系の根幹だからです。

例年は7月に実施していましたが、今年は8月20日(木)に延期し、野付半島ネイチャーセンター職員のＩ様にご指導をいただきました。

まずは2校時に、
◎アマモが水産資源の「ゆりかご」であること。
◎酪農地帯から流れる川からの過栄養分を浄化していること。
◎保護には周辺の森林など総合的保全が必要であること。
等も含めて、アマモの生態について教室で学び、3,4校時には実際にアマモ場へ移動して観察し、アマモに棲む様々な生物を採取しました。

5校時は理科室で、採取した生物やアマモを詳しく観察し、「アマモ学習」のまとめを行いました。

毎年講師を引き受けていただいているＩ様、お忙しい中、いつも有難うございます!

合同体育の様子も3回に分けて紹介します。

昭和59年より開始された野付中学校の伝統行事。例年は5月に行っていましたが、今年度は臨時休業があった関係で、8月19日(水)に延期して「第37回野付半島クリーン作戦」を実施しました。
心配されたのは天候と気温。特に予想気温が28度と高かったため熱中症対策を取っておりましたが、野付半島は心地よい浜風が吹いており、晴天の下で、気持ちよく清掃活動を実施することができました。

その様子を3回に分けて紹介します。

クリーン作戦は、毎年別海町役場の商工観光課と、野付半島ネイチャーセンターの皆様に多大なるご支援をいただいております。毎年のことながら、本当に有難うございます。学校での開会式では、商工観光課の課長様よりご挨拶をいただきました。

今年は、他団体もすでに清掃活動を行っているため、例年よりもごみの量は少ないと感じましたが、それでも、写真の通り生徒たちは袋いっぱいのごみを回収しています。野付半島の素晴らしさを末永く多くの方に満喫していただくためにも、この美しい景観を、動植物たちを、皆さんと共に守り抜かなければなりません。野中生は「地域の自然環境は自分たちで守る!」という気概を持って取り組んでおります。