野付中学校 [北海道野付郡別海町]

　幼小中合同避難訓練を実施致しました。野付中は道路を挟んで目の前に海が広がる学校です。津波の危険がある場合の身近な高台への避難訓練、情報伝達訓練、本部設置訓練、引渡し訓練となります。
　今年で７年目ということで、保護者のみなさんや子どもたちもスムーズに動いていました。しかし、いざ本当に大津波が来るという場合に、冷静な判断で動けるかどうかが求められます。通行止めなどで車の渋滞が起こるなど、予期せぬことが起こり得ます。そのような場面で冷静さを保ち、自分の身を守る最善の決断と行動がとれるよう訓練を行っていきます。

野付中の屋上に１次避難。屋上は最高のロケーションです。

　地震が発生したら、まずは3つの行動「まず低く・頭を守り・動かない」をとります。地震のあとに津波の危険がある場合は、近隣で一番高いところである本校の屋上に避難します。

地震がきたら、まず「3つの行動」をとります。低く、頭を守り、動かない。

3年生ともなると、机の下に入るのも大変です。

津波警報が出たら、屋上に１次避難。

1次避難後は、2次避難場所へ向けて移動です。

　津波警報が解除されたら、二次避難・保護者引渡し場所である地域センター「きらくる」に移動します。そこで、幼小中の子どもたち全員の無事が確認できたら、町内会毎に並び直します。中学生や小学校高学年の児童は、同じ町内会の年少者を並ばせます。

2次避難場所の「きらくる」へ移動。

各校での点呼後は、町内会ごとに整列します。

中学生は幼稚園児のお世話をします。

同じ町内会の園児を、整列場所まで誘導します。

　保護者への引き渡しを行います。町内会により指定避難場所が違います。「きらくる」が指定避難場所になっているご家庭以外へ引き渡しを行います。

各町内会で引渡し場所が違います。

「きらくる」が避難場所になっている町内会の人は待機します。

派出所の所長さんにもご協力いただきました。

無事に、希望する全家庭への引渡し訓練が行えました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

　ご協力いただきましたご家庭の皆様、尾岱沼支所さま、尾岱沼派出所さま、この場を借りて深く感謝を申し上げます。

月末の朝会Ｃを行いました。本日は、スピーチと支ログ表彰、生徒指導部の先生からの連絡でした。

1年　Ｋ・Ｒさんのスピーチ
　みなさんは「ハニー」と聞いて何を思い浮かべますか。ハニーといったらレモンソーダですよね。私は、クマのプーさんが好きな「はちみつ」を思い浮かべました。なので、今日は「はちみつ」について話していきます。
　蜂蜜の由来はミツバチが草木の「花蜜」を集め、それを唾液腺から出る酵素の作用で分解し、さらに濃縮したということから蜂蜜という名前がつけられました。
　蜂蜜は72％が糖分、21％が水分で構成されていて、微量の栄養素なども含まれており、有効成分が蜂蜜の中で果たす働きについては未解決なことも多いので、興味のある人調べてみてください。

生徒会思いやり活動【支ログ】の表彰

1年生　Ｋ・Ｋさん
　合唱の時、いつも振り返りシートを配ってくれる。またCDプレイヤーを教室に運んでくれた。

1年生　Ｓ・Ｓさん
　部活動で自分から進んで学びに行ってくれた。

2年生　Ｓ・Ｍさん
　委員会の仕事等、責任をもって行ってくれた。出来ていない人にやさしく教えてくれた。

3年生　Ｍ・Ｙさん
　同級生、下級生に係わらず進んで仲良くして、交流の輪をたくさん広げてくれた。

1年生Kさん・・・合唱時の活躍が表彰理由でした

1年生Sさん・・・部活での活躍が認められました

2年生Ｓさん・・・委員会での責任ある行動が表彰理由でした

3年生Ｍさん・・・日常の分け隔てない行動が表彰理由でした

　生徒指導部の先生からは次の3点についてお話がありました。

１．10/1から制服の衣替えと部活動の活動時間が17：30までに。

２．緊急事態宣言が解除された場合の予定等についてはわかり次第連絡する。

３．寒暖差に気を付けて、文化祭などの行事も近くなっているので、服装について考える。

　秋晴れの中、2年生がカヌー学習を行いました。毎年、見直しをかけながら実施している野付学のプログラムで、今年度2年生が実施することになりました。

　尾岱沼にある飛雁川では別海町カヌー協会の皆さんがカヌーを楽しんでおり、公民館行事などでもカヌー体験が行われています。地元の子たちにカヌー体験をしてもらいたいと、飛雁川横で飲食店を営んでいるカヌー協会会長さんからお話をいただき実現に至りました。
　
　飛雁川には大昔アイヌの人たちが暮らしていた住居跡などが点在しています。今回の学習では、身近なところにそのような場所があることを知り、カヌー体験により自然に触れることを目的として行いました。

　体験前には簡単にカナディアンカヌーについて学び、パドル操作の練習をしてカヌーに乗りました。3人乗りに生徒2人ずつ、そしてカヌー協会の方が乗ってのカヌー体験となりました。

　スタート後は飛雁川の上流目指して、向かい風の中を必死にパドルを漕ぎます。はじめこそ風に流され下流に行ってしまうグループもありましたが、すぐに慣れ、快調に上流を目指しました。その後、折り返して今度は野付湾内を目指しました。野付湾では、風が強かったため湾に出てすぐに岸に上陸し、休憩をとりました。休憩中は生物を観察したり、水場のお約束であるびちょ濡れになる生徒もいたようです。その後、飛雁川に戻り学習を終えました。

　平日実施ということで、休暇を取って参加していただいたカヌー協会会員の皆さんや漁を終えてから参加してくれた地元漁師の方など、多くの人に支えられ今回の学習が実施できました。ご協力いただきましたカヌー協会の皆様にこの場を借りまして、深く御礼申し上げます。

　

橋の下に全員集合！

野付湾の向こうには、野付半島と国後島が・・・

まずはご挨拶からスタート

本日、お世話になるカヌー協会の皆様

まずはカナディアンカヌーの乗り方等レクチャーを受けました

飛雁橋の下に行く途中、大昔の住居跡を散策

橋の下から乗船し、カヌー学習がスタートします

スタート直後、余裕のピースサイン

ピースサイン後、すぐに風に流されました・・・

飛雁川上流からの折り返し・・・とっても楽そうでした・・・

上流折り返し後、橋の下でハイ、ポーズ！

こちらも橋の上からカメラを向けると、反応してくれました

橋を通過後、しばし休憩・・・ほかのカヌーを待っています

こちらも橋の上から・・・しっかりピースしてくれました！

こちらはみんなでパドルを上げて、ポーズ・・・

引率の先生方も、カヌーを楽しみました・・・

初めに風に流されたチームも余裕のポーズ

集まっての撮影は互いにカヌー持ち、両端がしっかり漕いで合体します

みんな集まっての撮影後は、海に向かって下ります。

秋晴れの中、ゆったりとした流れの中で自然に触れ合う最高の時間でした