2021年11月02日(火)
【野付中】地域素材を生かした調理実習 [野付学]
10年以上の長きにわたり「野付学」の一環として行ってきました地域素材を生かした1学年調理実習を、今年度も野付漁協女性部の皆様にご協力をいただき行いました。
食材である鮭やホタテはすべて野付漁協様に用意していただきました。「鮭のちゃんちゃん焼き」「鮭のあら汁」「ホタテご飯」「ホタテフライ」「ホタテの刺身(ケーキカット)」を、女性部の皆様のご指導により1学年生徒16名が調理しました。下準備をしっかりしていただいているおかげでスムーズに調理実習を行うことが出来ました。
先人の苦労や努力により受け継がれてきた野付の漁業。それにより受けた恩恵である特産品。素材の素晴らしさは誰もが知るところですが、その素晴らしい素材にひと手間かけて調理することで、より一層おいしくなることを学ぶことが出来ました。
そのような食材を毎年、提供いただいている野付漁協の皆様に心より感謝いたします。また、いつも優しく、丁寧に教えていただいている漁協女性部の皆様にも心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
17時14分投稿 (野付中学校)
2021年10月11日(月)
【野付中】2学年北方領土体験学習 [野付学]
先週金曜日、北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策課の事業である北方領土体験学習に2学年が参加しました。
この事業は、次代を担う若い世代が北方領土の歴史や産業を学び、体験することを通して、北方領土問題の解決に向けた関心を喚起するために企画されたもので、本校では初めての参加となります。
当日は、標津町生涯学習センターにて、北方領土学習を行いました。北方領土の歴史や産業について説明を受け、その後、語り部講話で当時の暮らし等について元島民の方のお話を聞きました。
昼食後には、北方領土館に移動し、領土館内の見学を行いました。
北方領土館から加工場へ移動し、鮭漁の説明を受けた後、新巻鮭つくり加工体験をを行いました。
加工体験では、さすがに漁業の町の子たちだけあって、こわい等の声もなく、黙々と荒巻鮭つくりに精を出していました。上手にできた新巻鮭は冷凍後に、生徒が事前に決めたところへ送られます。
今回は北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策課事業を活用させていただき、北方領土学習と鮭の加工実習を行うことが出来ました。
北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策課様はじめ、当事業に係りお世話になったすべての皆様にこの場を借りまして深く御礼を申しあげます。
08時50分投稿 (野付中学校)
2021年10月08日(金)
【野付中】3学年が野付学プレゼンを行いました [野付学]
野付学校区幼小中12年間で学ぶ総合的な学習の時間「野付学」。3学年がその集大成というべき「野付学」のまとめを、プレゼン形式で1年生に向けて発表しました。
3年生はプレゼン作成にあたり、12年間で印象に残っているものや興味のあるものから自分でお題を設定し、パワーポイントで作成しました。効果的なアニメーションの活用や画像を多く取り入れるなど、観るものを飽きさせない工夫で、1年生を引き付けていました。
プレゼン発表会は運営もすべて生徒が行いました。会の途中、タブレット操作の不具合等もありましたが、それも自分達で解決し、発表会をうまく進行していました。聞いていた1年生も良い姿勢でリアクションを取りつつ、発表に聞き入っていました。
3年生、12年間の「野付学」学びの感想(一部抜粋)
・12年学んで野付の素晴らしさに気付けた。色々な人に出会えた。
・さらに別海について理解できた。
・地元をより好きになった。
・代々残されている自然を残していきたい。
・地域の良さや課題を知ることが出来た。深くかかわることが出来た。
・最高の思い出。知識をより多くの人に伝えたい。
・地域の未来のために大切にしないといけない。野付学を学べたことを誇りに思う。
・町の思いを引き継いでいきたい。
・身近に素敵な学びがたくさんある。
・いつまでも残る宝物になりました。
・漁のやり方、魅力について知ることが出来た。町を大切にしていきたい。
今日は、1年生に向けて発表会を行いました。来週月曜日には、2年生に向けて実施します。今日の反省を生かし、より素晴らしい発表会を目指します。
野付中の伝統は、このように下級生に引き継がれていきます。そして学校の伝統だけでなく、郷土に対する思いも引き継がれていきます。
14時51分投稿 (野付中学校)
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