別海町立西春別中学校

今日はあいにくの天気でしたが、学校のある町内に住む中川さんを講師に林業について、2･3年生が学びました。林業という仕事の大変さ、間伐が森を育てること、そしてその難しさ、人と森のかかわりを通じ、環境を守ることの難しさを学びました。生徒たちは、教室では学べないことを肌で感じ取っていたようでした。

人工林は間伐が森を守る

中川さんは、林業に答えはなく、白か黒かはっきりできるわけではないことを強く実感しておられるようでした。また、同じように環境を守ることも絶対的な正解はないようです。また、教室だけで学ぶのではなく、自然の中で学ぶことも多いのではないかともおっしゃっていました。このことについて、生徒たちがそれぞれ考えを深めてくれることを願います。

このような機械で伐採する

切った木を引き上げる

チェーンソーはプロの技でした

集めた木は木材、ベニヤ、紙などになります

本日、西春別派出所の巡査部長を講師に、薬物乱用防止教室を行いました。今、危険が迫っているわけではありませんが、将来社会に出るようになったとき、どのような危険が潜んでいるかどうかわかりません。そのための学習をしました。

最初ＤＶＤを見ました。お笑い芸人による聞きやすい内容でしたが、さまざまな薬物があることには驚かされました。呼び名もさまざまでした。薬物により、どのように変化するかをねずみの実験を通して知ることができました。

生徒たちは真剣に聞いていました。特に、巡査部長が札幌にいたときに経験された生々しい話からは、薬物のこわさがひしひしと伝わってきました。家庭でも、機会があれば話題にしてほしいと巡査部長もおっしゃっていました。

本日は、校内弁論大会が行われました。夏休みの宿題として弁論の原稿を書きましたが、話す練習も放課後に行い、今日堂々と自分の考えを発表しました。
１年生は、初めての弁論ということで、何を書いたらいいのか、どうやって話したらいいのか、試行錯誤の中でやっている様子が見て取れました。

２年生は、昨年度の経験を生かし、先輩らしい立派な発表でした。考えを述べても必ず理由を付けるなど、構成なども工夫されていました。また、発表の仕方も緩急をつけ、聞く人を意識した内容となっていました。

３年生のＳＴ君。身振り手振りで自分の思いを一生懸命に伝えようとしていました。考えていたことは全部話すことはできたのでしょうか？気持ちよさそうに話しているように見えました。

聞いている態度は、校長先生からのお話にあったように、しっかり聞いていました。姿勢もよく、満点でした。

また、運営は委員会が中心となって進めました。１年生も立派に活躍していました。