2019年08月22日(木)
防災・減災「語り部」講演会〜あの坂へいそげ [幼稚園のいろいろ]
21日(水)、地震・津波に関する講演会と紙芝居が行われました。
講師は、北海道防災教育アドバイザーの三浦浩さんです。三浦さんは、1993年7月北海道西南地震の際に奥尻島で被災し、お祖母さんを背負い、お祖父さんの手を引いて坂道を上って助かった経験をお持ちです。
講演では、実体験を元に津波の怖さを幼児にも分かり易くパネルシアターを使ってお話してくださいました。
子ども達は、40分間の長い時間にもかかわらず、最後まで集中してお話しを聞くことが出来、地震と津波の怖さを知ることが出来ました。
実際にはたくさんの犠牲者が出た津波なのですが、お話では津波に飲み込まれた動物たちは、海のクジラに全員助けられるハッピーエンドでしたので、子どもたちもホッとした顔をしていました。
ちょうど園開放日でしたので、乳幼児もお母さんと一緒にお話しを聞いてくれました。
この後、8月28日に避難訓練(北海道シェイクアウトと連動)を実施し、9月24日には、中学校区での合同避難訓練及び保護者への引き渡し訓練を実施します。海岸線に住むからこそ、強い防災・減災意識を持つことと、実際に行動してみて体で覚えていくことが大切です。幼稚園児であっても大人と同じ位、自分の命を守る意識が育って欲しいです。
Posted by 管理者 at 11時48分