2019年06月04日(火)
【中西中】第4回 生活発表 [学校の様子]
生活発表(3年生・出席番号6)
感謝
祖母にものを取ってもらった時の話です。
だまって受け取った僕に「取ってもらって当たり前ではダメだよ。一回一回、口に出して言って、感謝の気持ちを持つんだよ。」と祖母は言いました。
そう言われて僕はハッとしました。今までたくさんの人にお世話なってきた自分。「ありがとう」と言う言葉は、とても身近な言葉なのに、自分は周りの人に言っているだろうか?改めて自分の生活を振り返ってみると、なんでもやってもらうことが当たり前になっていて「ありがとう」と言っていなかった自分に気づきました。いつも私のそばにいてくれる家族にも友達にも言っていなかった、言えなかった「ありがとう」がたくさんありました。
祖母は私によく言います。「身近な人にこそ感謝をするんだよ。大切なのは、どんな人にもどんなものにも、いつもいてくれてありがとう」と思うことが重要だよ。友達とどんなに言い合い、ケンカになっても、友達がいないとケンカができないんだから、まず、友達がいることに感謝するんだよ。
僕にとって友達がいることは当たり前のことでしたが、祖母のこの言葉の意味を改めて考えてみた時、友達のいることに感謝して、もっと友達を大切にしなくてはいけないと思いました。友達だけではなく、家族や私の生活に関わってくれているすべての人たちに感謝の気持ちを持たなければならないと思いました。
私は中学3年生です。生まれてから14年間、両親をはじめ、たくさんの人にお世話になり、苦労をかけ、支えられてきました。今まで言えなかった「ありがとう」は数え切れないほどあります。でも、そのことに気づいた今は言えます。「ありがとう」
そして、大切な家族、友達、身近な人たちが、私のそばで笑ってくれるだけで思います。ちゃんと伝えられます。
「いつも僕のそばにいてくれて、本当にありがとう。」
Posted by 中西別中学校 at 04時06分