2014年09月08日(月)
【中春別中学校】国後島14 ホームビジット [北方領土関係]
ホームビジット
参加者が最も楽しみと期待をしていた時間でした。参加者の年齢に応じ中・高校生は、小さな子どもや年齢の近い子どものいる家庭。40代、50代の先生方は、同世代の家庭でした。
各家庭とも国後島では裕福な層の家庭でした。住宅も広く、部屋数もあり電化製品もそろっていました。私の訪問した家庭には、テレビが3台あり日本製が1台、韓国製が2台でした。以前は、日本製がほとんどでしたが、近年は、韓国製品が安くて売れているそうです。2位が中国製品で、3位が日本製品に変わってきたそうです。
訪問するとお酒好きのロシアでは、乾杯が多くありました。「出会いのために乾杯、健康のために乾杯、日本のために乾杯・・・」と言う風に「〜のために」と言っては乾杯をします。私の訪問宅では10回ぐらいでしたが、20回以上の家庭もありました。その度に、40度以上のウォッカを小さなグラスで飲み干します。事前に説明があり、お酒のあまり強くない人は無理をせず、1杯目と3杯目と最後の乾杯を飲み干せばいいと教えられました。それ以外は、数回に分け飲んでいました。
生徒たちは、自家製の「こけももジュース」やコーラやジュースが出されました。
料理が何度も出てきましたが、用意してくれたのがご主人でした。基本的に相手と話をするのが女性で、男性は料理や飲み物等の準備をするのがロシアの家庭では一般的だそうです。サラダやパイを作るのは女性で、バーベキュー等の肉料理は男性が主だそうです。
私の訪問先では、70代?のお婆ちゃんが隣に住んでいました。とても大切にされている雰囲気を受けました。
生徒たちも、言葉は通じなくてもロシア語の本を頼りに身振り手振りで交流をしました。。期待通りの楽しい時間をすごすと共に、国後の人たちの暖かい気持ちに接した時間でした。
Posted by 中春別中学校 at 14時38分