中西別幼稚園ブログ

　２学期も，中西別中学校の先生方に出前授業でお世話になります。１学期には，運動会へ向け更なる意欲を高めるべく『体育』を，そして第２弾となる今回は外国語に触れ親しみをもとうと『英語』を体験させていただきました。
　出前授業では３年間お世話になっている先生で，年長児は顔や名前はもちろん，どんなことを教えてもらったかも覚えているほど親しみをもっています。年少児は，初体験にドキドキ，でもワクワク感の方が上回っていたようです。
　毎年，子ども達が引き込まれるような仕掛けをしてくださる英語の先生。もうすぐハロウィンということで，今年は魔女の帽子を被って登場してくれました☆彡
　まずは，英語で挨拶＆自己紹介！ 自分の番になると挙動不審になるほど緊張している子もいれば，堂々と日本語で自己紹介する子もいました（笑） 続いて，体をほぐす英語の歌遊び。今回は『ロンドン橋落ちた』を教えていただきました。♪ロンド ブリッジ フォーリン『ダウン』と歌詞に合わせて『しゃがむ』動作，橋役・橋を渡る役に分かれ，歌を歌いながら橋が『ダウン』しないうちに通り抜けるスリリングゲームを!　お化けを魔法ステックでキャッチするゲーム，モンスターの絵を切り抜き，そのモンスターの色・数を英語で言いながらベットに寝かしつけ，角の付いたカチューシャを身に付けると悪魔デビルに変身! デビル版氷鬼で助けを呼ぶ時にはヘルプミ―!! とハロウィンにちなんだゲームも楽しみました。
　出前授業の時間中は，８割が英語での声掛けなのですが，段々と聞き馴染んだり英語を発したりしていた子ども達。今年も，遊びながら楽しく沢山の英語に触れることができました。「次の時は，オオカミと羊のゲーム（昨年度の出前授業で実施）をお願いします!」と，リクエストor来年度の予約!?をする子の姿もありました。
　お忙しい中，出前授業を快く引き受けてくださった中西別中学校の先生に，心より感謝申し上げます。

　出前授業『陶芸』から引き続き『和の心』を体感しよう！と，出前授業『華道』を体験しました。
　本園保護者でもある武藤さんに講師を依頼。武藤さんは，大学在籍時の４年間『華道部』に所属，その後８年間フラワーアレンジメントの世界に携わっていたそうです☆彡 こんな身近に，和の匠がいらっしゃったことで，日本の伝統文化を体感する機会に恵まれました。
　遊戯室には，身近にある野の花，庭の花・枝葉，わくわくジャングルの草花，野花がアレンジされた花器などが彩られ，子ども達はうっとり…。花が添えてあるだけで，いつもとは違う場の雰囲気になることを感じていました。
　華道とは『日本の四季折々の木々・草花を花器に挿し，その木々・草花の生命を愛でる，客人をもてなすための文化。美しいものをより美しく表現する様式美を先達の教えから学び，美しい心を磨き高める道』ということを，子ども達に分かり易く教えていただきました。
　スケッチブックを使い，華道ならではの用具『花器』『花鋏』『剣山』などを漢字・平仮名・実物で紹介してもらったり，花の切り方・挿し方を実演してもらったりしている中で，子ども達の興味・関心・意欲がどんどん高まっている様子が伺えました。
　自分が作った花器，そこに自分が選んだ草花・枝葉を，奥行き，空間を考えたり，誰に見せたいか・おもてなしの心，感性の赴くままに生けていく…。そんな素晴らしい体験をすることができました。まだ生けたい!!との思いが溢れ，用意していただいた花器でも体験させてもらいました。完成した作品を並べた空間は，それは見事な美の世界…圧巻でした。自分の作品，友達の作品を鑑賞し合い，心を和ませていた子ども達。身近にある豊かな自然を，これまでとはまた違った視点で観る，感じることができるのではないかと思います。
　本日の出前授業『華道』を実施するにあたり，様々な心配り，諸準備をしてくださった武藤さん，貴重な体験の場を本当に有難うございました。心より感謝申し上げます。

　今日は『十五夜』『お月見』ですね。幼稚園では，十五夜の由来を聞いたり，十五夜にちなんだ歌や装飾などで古くからある日本の風習に触れていました。給食も，十五夜にちなんだメニューで大喜びしていた子ども達！ 今晩，まん丸お月様が見られるといいですね。
　今日は，地震・火災想定の避難訓練を実施しました。避難訓練後には，卵の殻をガラスの破片に見立て『災害時の足元の危険を知る体験』，災害時の物が散乱した状態を再現し『危険を回避しながら歩く体験』をしました。裸足の状態・靴を履いた状態での危険度の違い，散乱物を回避し落下物の予測をしながら避難行動する危機意識を感じていた子ども達です。こうした訓練・体験を通し，もしもの時には落ち着いて迅速に行動できる態勢を整えていきたいと思います。

　今回の避難訓練では，保護者の皆様から『卵の殻集め』へのご協力を有難うございました。