2016年02月25日(木)
♪1年間の成長って〜子どもたちは、すごいなぁと感じます。 [日常風景]
上の文字はなんて読むと思いますか。
これは、1年生が入学して間もなく、はじめて書いた自分の名前からトリミングした文字です。
1年間の子どもたちの成長をたどると、子どもたちってすごいなぁと改めて感じさせられます。
たとえば、文字を書くために身につける感覚ひとつとっても、習得には大きな努力を必要とします。
指先が鉛筆をつかむ感覚(どの指で、どのくらいの力加減で。)
鉛筆の芯が紙をなぞる感じ(どんな角度で、どんな強さで。)
一画、一画、芯の先を紙面につけるときの腕や指を動かす感覚(どのくらい動かせば、次の一画の始点におけるのか。はねやはらいの強弱は。)
それらひとつひとつが、子どもたちにとってはじめての感覚だと思います。
この感覚を身につけることが、どれだけ難しいかは利き手でないほうの手で文字を書いてみれば納得できます。
けれども、子どもたちは授業中や家庭で、こつこつと練習を重ね、少しずつ少しずつ習得していきます。もちろん、文字を覚えるだけでなく、たくさんの勉強やからだをうごかすこと、人とかかわること、美しいものを美しいと感じるようになること・・・いくつものことを同時に習得しなければならないのですから、ほんとに大変だと思います。
そうして、子どもたちは少しずつ少しずつ自分の力にしていきます。
年度末を迎えるこの季節は、そんな子どもたちの成長が様々な場面で見られます。
明日は、今年度最後の授業参観日です。ご都合つかれましたら、ぜひ子どもたちの活躍をごらん頂ければと存じます。
Posted by 西春別小学校 at 17時36分
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