2012年04月25日(水)
《野付小》校長会「学力向上推進宣言」 [◎校長室からの発信です]
今朝の北海道新聞さんに根室管内小中学校長会が取り組む「学力向上推進宣言」が記事になっていました。
現在、学力向上に取り組むことは急務となっています。
4月中旬までに、本校では今年度の学力実態を把握するための各種調査をしてきました。
4月始めから、各種調査を実施したので、子どもたちにとっては少々疲れてしまったかもしれません。
しかし、実態が分からなければ、どこを重点的に指導すべきかがわかりません。
今後、今回の実態把握をもとに具体的な改善策を立て、実践し、評価し、修正しながら取り組んでいくことになります。
さて、その実態把握の中に「計算力診断テスト」「漢字力診断テスト」という、本校独自で取り組んでいるのがあります。
計算力は、「オール北海道」で目指す取り組みの一つにもなっています。
2年生から6年生までの野付の子どもたちに、前学年の計算力がどの程度身についているかテストを実施しました。
その結果は、全校平均点約94点。最低点は60点となりました。
計算の力は、過去1年半の取り組みの結果、ほぼ全員の子どもたちに着実に定着してきていると考えられます。
ただし、8割いかなかった子たちも何名かいますので、全ての子たちが8割とれるように、今後とも計算力アップの取り組みを行っていきます。
漢字力の方は、全校平均点約75点。
全校の半数の子ども達は9割以上を正解していました。
しかし、何名かの子ども達は3割を達しませんでしたので、今後漢字力アップに向けて家庭との連携のもとに取り組みを強化していく必要があります。
今までも、授業の中で漢字の指導をきちんとしてきたつもりですが、計算力に比べて定着率が悪いというのは、日頃「漢字に接する機会が少なくなっている」ということが原因として考えられます。
今後は、各担任が日常の漢字指導の改善・充実に取り組みますが、是非ご家庭においても毎日の継続した家庭学習の取り組みをお願いいたします。
4月25日
校長 青坂 信司
Posted by ブログ管理者 at 09時59分
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