中春別中学校 [北海道別海町]

　　　食に関する学習　（２年生）　
　
　１日のめやす　　　ウインナー・・・２本　
　　　　　　　　　　から揚げ（ザンギ）２コ
　　　　　　　　　　砂糖　　　・・・２０ｇ
　
　別海町の栄養士さんを講師として２年生が６日（金）「食に関する学習」をおこないました。
　はじめに、「体に必要な量は性別・年齢・運動などの活動量によって違ってくる。体に合わない食べ方をすると太りすぎ、痩せすぎ、集中力・病気への抵抗力の違いにあらわれる等」の説明がありました。
　次に映像で血管内にコレステロールがたまり、流れが悪くなっている状態を確認しました。「これらは、大人の症状だけの問題だけでなく、食生活が乱れているとみなさんにも関係してくる」とお話がありました。
　その後、１日に食べてよい肉の目安をプリントにまとめました。ザンギ２０コと書いた男子もいましたがザンギは２コだけで「えー」の声も。肉は手のひらサイズ２枚、ミートボールも２ケ、砂糖２０ｇ（飲み物に含まれる砂糖の量・・・ポカリスェット２２ｇ、いろはす＜オレンジ＞２５ｇ、ＣＣオレンジ５０ｇ）などと予想外に量が少なく驚きました。
　部活動などで運動量が多くお腹のすく人は、ご飯と油類で体調を維持していくことが体に良いことになります。
　最後に講師の方へ「栄養が偏るとイライラしたりニキビがでたりすることがわかりました。今日、教えていただいたことを今後の食生活に気をつけていきたい」と代表の女子がお礼を述べ終了しました。参観していた先生方にも大変参考になった学習でした・・・。

講師の栄養士さん

手のひらで大きさの確認

１日のめやすをワークシートに記入

相談しながら・・

ワークシート１

ワークシート２

　　　魚のさばき方の学習　　

　２年生（２１名）が家庭科の時間に別海町で獲れた魚を使い「魚のさばき方」の学習を６日（金）におこないました。教材は、その日の朝に水揚げされたサケを使い三枚におろし切り身にしました。
　最初に頭を落とし、内臓を取り出しきれいに洗います。血もたくさん出て「ウワー」の歓声があがります。それから、骨にそって３枚におろします。骨にたくさん身が残った班もありました。おろした身を切り身にして冷凍し、今週の家庭科の時間に北海道料理の「秋味なべ」を作ります。骨も適当な大きさに切り使用するので身がたくさん付いていても大丈夫。
　大きなサケに悪戦苦闘しながら、男女協力しながら楽しく学習をしていました。サケのたくさん獲れる別海町ならではの贅沢な教材ですね。

今朝獲れたオスのサケ

板書された「さばき方」の順番

ウロコを取り頭をおとします

血もそこそこ・・・

内臓の取り出し

切り身にして

３枚におろして１

３枚におろして２

　　　授業参観を通して授業力の向上につなげる

　５日は第２回目の校内研究をおこないました。本校では個に応じた指導を通して「わかる・できる」実感を持たせる授業を日々目指しています。個々の生徒理解と個に応じた指導の工夫を通して、学習の意欲を高め、基礎基本の定着化を図っています。
　前回は、音楽と特別支援学級の授業を参観し、良い点を学び、今後改善すべき点を確認してきました。
　今回は、それを受け国語（２年）と体育（３年）で授業を公開しました。教育長さんと指導主事さんにも参観や研究協議にも参加いただきアドバイスをいただきました。　　　　　今後の授業改善に生かし、少しでも生徒たちが「わかって楽しい」授業作りを今後も目指していきます。

＊ダンス（リズムダンス）の授業の様子から

班ごとの練習

発表１

発表２

授業のまとめ