2018年03月23日(金)
すくすく学級 笑顔いっぱい 感動広がる閉級式(西公民館学級) [中央公民館からのお知らせ]
3月8日(木)、西公民館学級の閉級式が行われました。
肌寒い一日でしたが、受付開始早々たくさんの親子が集まり、すぐに笑顔の花でいっぱいになりました。
まずは、今年度の歌「おもちゃのチャチャチャ」から。
最後も元気な歌声が響いていました。
続いて、修了証の授与です。
館長が読み上げるのをじっと待っている子ども達の姿、かわいらしかったですね。
待っていられるのも確かな成長です。
続いては、7割以上の出席親子が対象となるすくすく賞の授与です。
西公民館学級は、13組の親子が受賞しました。
半数以上の親子が2年連続で受賞しました。
なかには、3年連続の親子、出産を挟んで受賞した親子も。
その努力に心から敬意を表します。
新堀館長からは、お母さん達の一年の努力を讃えるとともに、ふれあいチャリティーフェスティバルでお母さん達が頑張って作り上げた発表が地域に感動を広げたことなど、あいさつがありました。
私たちも、西公民館学級のお母さん達がいつも意欲的に活動している姿にたくさんの元気をもらいました。
子育ての一番大変な時期にもかかわらず、挑戦を続ける母たちの底力。
その力を発揮できる場所、環境づくりが、今後大切になることも感じた一年でもありました。
続いては、お世話になったスタッフさんへ、メダルのプレゼント。
プレゼンターに選ばれた子ども達。
メダルは掛けてもらった方がうれしいですからね。
スタッフさんの首にたどり着くまでには少々時間がかかりましたが、無事大役を果たしてくれました。
どの学級でも同じ現象が起きますね(笑)。
開級以降のベビーラッシュで、0歳の赤ちゃんが一気に増えた西公民館学級では、特にすくすくスタッフさんの存在は大きなものでした。
下の子をスタッフさんに抱っこしてもらったり、寝かしつけてもらったりすることで、上の子とのふれあいの時間を十分に持つことができたり、お母さん自身が心置きなく学びを得たり楽しんだりすることができましたね。
心から感謝しています。
ここで、休憩を挟みお楽しみの時間です。
西公民館学級の閉級式では、毎年、カンガルークラブで活動しているお母さん達に発表をお願いしています。
今回も、快く引き受けてくださいました。
この後、どんな発表を披露してくれるのか楽しみですね。
まずは、いつもの手遊びでひと呼吸。
あきお姉さんの生伴奏で「いないいないバババァ」。
毎回毎回やり続けてきましたが、最後まで飽きることがありませんでしたね。
さすが、子ども達は繰り返しの天才です。
「次はお話の時間ですよ」と呼びかけると、いつものように集まってきた子ども達。
ごめんなさい。
段取りを間違えました。
今日はテーブルを使いません(苦笑)。
気を取り直して、はじまりの歌。
今日も、上手に静かになりましたよ。
さて、始まったのは、エプロンシアター「3びきのこぶた」。
あっという間にお話の世界に引き込まれ、夢中になって聴いていましたね。
いよいよカンガルークラブの皆さんの出番です。
最初の発表は「夢をかなえてドラえもん」の歌から。
お母さん達で考えたという、とってもかわいい振りつきで、やさしい歌声を響かせてくれました。
これまで何となく聞き流してきた歌でしたが、じっくり聞くと歌詞もステキです。
…やりたいこと 行きたい場所 見つけたら
迷わないで 靴を履いて 出かけよう…
大人になると忘れてしまう、子どもの頃に抱いていた大きな夢や希望。
人生経験が逆に邪魔をして、思考も行動も守りに入ってしまいがちです。
でも、子どもがやりたいことを見つけた時には、親こそ失敗を恐れず応援できる存在でありたい。
お母さん達のステキな歌声と表情に感動し、目頭が熱くなっていたのに加え、そんな思いも巡り、涙があふれるのをこらえることができませんでした。
お母さん達の思い、まっすぐに届いてきましたよ。
続いてもう1曲。
あの感動をもう一度。
ふれあいチャリティーフェスティバルで披露した「空も飛べるはず」の合唱です。
一年を振り返る映像も流され、子ども達の一年の成長、そしてお母さん達が頑張って来た足跡にさらに熱いものが込み上げてきました。
一緒に参加したスタッフさんも、思わず口ずさみます。
…君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい…
わが子との出会いは、ある意味奇跡。
ずっとそばで笑っていることが、かけがえのないわが子へのサポートになることを教えてくれている。
作者の意図とはちょっと違うのかもしれませんが、今、改めて歌詞を読み返し、そんなことを感じました。
短い準備期間、練習時間だったと思いますが、何よりもお母さん達のキラキラした目がステキでした。
映像の編集を担当したお母さんの苦労も計り知れません。
わずか10分ほどの発表に込めたお母さん達の思いは、これからも子ども達の心にしっかり根をはり、育っていくことでしょう。
とにかく一生懸命な姿は人の心を動かします。
これからもお母さん達を応援し続けていきたい。
その思いも強くなりました。
カンガルークラブの皆さん、本当にありがとうございました。
さて、最後は笑顔で体操に移りたいところでしたが、その前に、どうしても歌いたい曲が1曲ありました。
「幸せなら手をたたこう」です。
さぁ、みんなで歌いましょう。
選曲してみて、歌詞が12番まであることにまずびっくり。
幸せを表す表現がいろいろあるように、どんなことに幸せを感じるのかも人それぞれなのでしょうね。
…幸せなら泣きましょう…
うれしい涙、悲しい涙、悔しい涙、泣けるのも生きている証しですね。
…幸せなら相づち打とう…
「うんうん」と頷くのは相手を肯定している証し。
平昌オリンピックで銅メダルを獲り話題になった女子カーリング選手たちの「そだねー」も、そういえば相づちみたいなものですよね。
相手を肯定する言葉は、幸せを生むんですね。
歌からたくさんのことを学んだ一日でもありました。
時間もなくなってきたところで、最後は「エビカニクス」で締めくくります。
最後もバッチリ決まりました。
最後のあいさつには、こんなにたくさんの子たちが集まりました。
幼稚園や保育園への入園、転出など、この日でお別れになる親子もいました。
さみしいけれど、皆さんのこれからの人生が、いろんな幸せで満ち溢れますように。
Posted by tyuou at 12時12分