2018年03月23日(金)
すくすく学級 ビッグ゙なサプライズ! 思い出いっぱい閉級式(中央公民館学級) [中央公民館からのお知らせ]
3月7日(水)は、中央公民館学級の閉級式でした。
お天気にも恵まれ、たくさんの親子が集いました。
まずは、1年間歌い続けてきた今年度の歌「おもちゃのチャチャチャ」から。
最後の「おもちゃのチャチャチャ」も、みんな元気よく踊ることができました。
本来は、ここで修了証の授与に移るところでしたが、ある事情で式次第が変更になり、私たちの挨拶とスタッフさんへのお礼を先に済ませました。
ある事情がわかるのは、もう少し先の話です(ドキドキ)。
代表の子ども達から、お世話になったスタッフさんへメダルを贈呈しました。
思わず自分の首に掛けてしまいそうになった子もいましたが(想定内です)、無事大役を果たしてくれました。
このスタッフさん達の腕の中で何人の子が眠りに就いたことでしょう。
スタッフさんが、子ども達と一緒に遊んでくれたことで、どれだけのお母さんが学びの時間を得ることができたでしょう。
中央公民館学級は、3クラスに分かれているため、スタッフさんは学級生のお母さんよりも足を運ぶ回数が多くなります。
スタッフさんのサポートなしには運営できないすくすく学級。
スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
ここである事情で到着が遅れていた館長が登壇し、修了証の授与を行いました。
修了証と一緒に手渡されたできたてホヤホヤの文集。
これを楽しみにしていてくれた親子も多かったようです。
早速開いている親子もいましたね。
お母さん達の愛がいっぱい詰まった文集です。
お家でゆっくり目を通してくださいね。
7割以上の出席で該当となるすくすく賞は、27組の親子が受賞しました。
そのうち3組はなんと皆勤のウルトラすくすく賞です。
2年連続でウルトラすくすく賞の親子もいました。
お子様の体調はもちろん、お母さんの心と体も元気でなければ成し得ない功績に大きな拍手を送ります。
受賞した皆さん、おめでとうございます。
中央公民館の石川館長からは、過日の平昌オリンピックを通してのお話がありました。
子ども達には、周りへの感謝の言葉を素直に伝えられる子に、そして、私たちは、のちのち感謝してもらえるような親になれるといいですね。
ここで休憩を挟み、お楽しみの時間です。
今回は、アメリカ出身の民族楽器演奏家ロビン・ロイドさんをお招きしています。
ロビンさんってどんな人?
どんな演奏が聴けるのかな?
みんなでロビンさんを呼んでみます。
「ロビンさーん」
ロビンさんが縦笛を吹きながら登場しました。
差し出された手の中には、音が入っています(笑)。
会場を回って、たくさんの子ども達に音のプレゼントをしてくれました。
やさしい笛の音が耳に届くのと同時に、視線がロビンさんに集中しました。
音の力、すごいですね。
早速輪の中に入り、ステキな演奏が繰り広げられました。
オルゴールに似た音を奏でるカリンバには癒されました。
大きな豆や木の実を乾燥させたもの、ヤギのツメや牛の骨、なんでも楽器になってしまうんですね。
さまざまな民族楽器を駆使して楽しい演奏が続きました。
唯一見慣れた楽器と言えばタンバリン。
でも、サイズがちょっと大きめ。
音も太鼓のように迫力がありました。
実は、世界的にみると、日本のタンバリンの使い方はちょっと違うのだそうです。
鼓を叩くのともちょっと違うのですが、イメージ的にはそんな感じでしょうか。
いい勉強になりました。
ここでロビンさんが用意してくださった楽器が配られました。
「みんなで一緒に演奏しましょう」との計らいです。
小さな子ども達に渡せば扱いが雑になってしまうことも承知の上で、「一緒に楽しみましょう」と用意してくださったものでした。
「舐めても壊れても大丈夫なものしかありませんから」と。
その心遣いがうれしいですね。
さぁ、みんなの音を合わせて大合奏です。
踊るように体を動かしたり、ロビンさんの後を追いかけて歌ったり、楽しい時間はあっという間に過ぎて行きました。
せっかくなので、いつもの手遊びやお話にロビンさん即興の演奏(BGM)をつけてもらいました。
まずは、「いないいないバババァ」から。
タンバリンの音が絶妙でした。
大型絵本『ぼくのくれよん』には、たくさんの動物たちが登場しました。
お話を聞きながら、展開を読みつつ、臨場感たっぷりにさまざまな楽器を使ってつけられる即興の効果音。
素晴らしかったです。
お話も気持ちよく聴くことができましたね。
ロビンさんとの楽しい時間はここでおしまい。
登場してきた時には、「通訳がいなくて大丈夫かな?」と心配していたお母さんもいたようですが、現在、京都を拠点に活動しているロビンさんは、日本での暮らしの方が長くなったのだそうですよ。
流暢な日本語で、おしゃべりでも楽しませてくれました。
さすが関西人(?)ですね。
ロビンさん、楽しい時間をありがとうございました。
さて、予定ではここで最後の親子体操に進むところでしたが、私の心がざわつきます(笑)。
冒頭のある事情がここで判明します。
とっても大きなサプライズが仕掛けられる時間です。
その大きなサプライズとは・・・。
先の平昌オリンピック、スピードスケート女子500mで8位入賞した、地元別海町出身の郷亜里砂選手の登場でした。
会場に広がるざわつきが一瞬にして歓声に変わったのは言うまでもありません。
館長が遅れて来たのは、郷選手の役場表敬訪問に同行していたため。
そのつてで声を掛けていただいたのですが、郷選手は、この日の午後から出身小中学校の訪問があったり、地元上西春別での報告会があったり、しかも翌朝には帰らなければならないというハードスケジュール。
そんな中でしたが、ほんのわずかな隙間時間を使って、駆けつけてくださったという訳です。
郷選手は、温かい声援への感謝を述べられるとともに、諦めずに夢を追い続けられたのも、夢が叶えられたのも家族の大きな支えがあったからこそと力強く語りました。
そして、お母さん達に「子ども達の夢を応援してあげてください」と。
また今日から頑張れるエネルギー、もらえましたね。
急きょ決まった郷選手のサプライズ登場でしたが、郷選手のこれまでの頑張りを讃え、また別海町の子ども達に大きな夢を広げてくれたこと、そして私たち町民に地元選手を応援できる喜びと感動を味わわせてくれたお礼を込めて、すくすく学級からメダルをプレゼントさせていただきました。
にわか仕込みで決して大事にしてくださいと言えるようなものではありませんでしたが、メダルの大きさとメダルに込めた気持ちの大きさでは、どのメダルにも負けていないはずです(笑)。
プレゼンターを務めたのは、この日一番乗りのAちゃん。
あることをお願いすることは伝えていましたが、直前まで具体的なことは伝えていませんでした。
きっとお母さんの方がビックリでしたね。
Aちゃん、しっかり大役を果たすことができました。
郷選手も喜んでくれて良かったですね。
ここで予定になかった記念撮影も。
またまたびっくりです。
子ども達にとって、この1枚が特別なものだと感じられるのは、何年も先のことになるのでしょうね(笑)。
この後は、自然に握手会、撮影会に。
郷選手も笑顔で応じてくれました。
握手にしても写真撮影にしても、やっぱり未来ある子ども達を優先させるお母さん。
夢をつないでいけたらいいですね。
郷選手、小さなかわいい子ども達を前に、ついついだったのでしょうか。
きっと他の会場では聞けないであろうプライベートなコメントも飛び出しました。。
ぜひぜひ、また次の夢も叶えてくださいね。
貴重な時間をすくすく学級のために提供してくださった郷選手、本当にありがとうございました。
もうここで終わってしまってもよさそうな空気ではありましたが、やっぱり最後のアレは外せません(笑)。
すくすくを卒業する親子にとっては、本当に最後ですからね。
さぁ、「エビカニクス」で有終の美を飾りましょう。
最後のあいさつにも、たくさんの子ども達が集まってきました。
子ども達の一年の成長、本当にうれしいです。
入園や転出でお別れの皆さん、どうぞお元気で。
そして、継続される皆さん、また5月からよろしくお願いします。
Posted by tyuou at 12時08分