2013年02月23日(土)
《野付小》ママのボールペン [◎校長室からの発信です]
校内を巡回していると、廊下に3年生の女の子が書いた詩が掲示してありました。
お母さん
ゆうな
しゅくだいをやるとき
つくえを見ると
ボールペンがあった。
ママが また自分の物をおいてある。
そこに自学ノートがあった。
見ると、すごくいっぱい問題が書いてあった。
それで、わかんない問題はいっしょにやって、
ねるとき、ネックレスを見してくれた。
わたしは、なんだかすごくうれしかった。
私は、この詩を読んでなんだかほのぼのとしました。
ゆうなさんは、家で宿題をいつものようにしようとします。
自分の机に座ると、一本のボールペンが置いてあります。
自分のではありません。
ゆうなさんのママのボールペンです。
ママは、きっといつもママの物を置いてしまうのでしょう。
ゆうなさんの机が、ママの物の置き場所のように使われてしまうこともあるのでしょう。
それで、ゆうなさんはちょっぴりご機嫌ななめです。
ママのボールペンのそばには、ゆうなさんの自学のノートがあります。
ちょっと変だなと思いつつ、自学ノートを開いてみます。
すると、ママの書いた問題が、たくさん書かれてあります。
ゆうなさんのママは、
「ゆうな、勉強がんばりなさい」
という思いで書いたのでしょう。
そして、ママとゆうなさんは一緒に問題を解きます。
ゆうなさんが、わからないところをママが教えてくれるのでしょう。
肩と肩とを寄せ合って、一生懸命に問題に向き合っているゆうなさんとママの姿が目に浮かぶようです。
家庭学習も終了して寝る時間になります。
すると、ゆうなさんのママは、大切にしている、もしくは思い出のこもったネックレスをゆうなさんに見せてくれます。
ママの思い出を聞きながら、ゆうなさんはうれしくなってきます。
きっとそれはお母さんの心に触れたような感じだったのでしょう。
Posted by ブログ管理者 at 10時18分
コメント