中春別中学校 [北海道別海町]

　＊６８回目の終戦記念日を迎えました。今回、生徒たちは「別海町ふれあいの翼」の貴重な研修体験をすることができました。その研修で、広島被爆体験の語り部の山本定雄さんの講話内容の一部です。（一部、資料からも）

　　　　〜原爆ドームはなぜ残ったのか？〜

　原爆ドームは、１９１５年に広島県物産陳列館としてチェコ人の建築家の設計により建設された。１９２１年には、全日本菓子飴展の会場や美術品も展示されるなど広島の文化の拠点として貢献していた。
　１９４５年８月６日原子爆弾が投下され、ドームの上空600ｍで炸裂。約3000度、秒速440mの爆風で半径2km以内の建物が全滅をしました。
　しかし、３階建ての本体部分は全壊したのに中央のドーム部分だけが残りました。その理由として、

１、衝撃波を受けたのがほぼ真上からだった。レンガ構造は　　横の力には弱いが上からの力には強い構造。

２、窓が多くあり、爆風が吹き抜けることができた。

３、ドームの屋根の部分が本体の鉄と違い銅版で造られてい　　たため鉄に比べ融点が低く爆風が通過したため。
　
　この３点が挙げられるそうである。当時、この建物中で働いていた内務省の約30人は、全員即死だったそうである。
　ご冥福をお祈りいたします。
　　ふれあいの翼　団長　富山浩司(中春別中学校長）

1915年　広島県物産陳列館（当時の名前）

1945年　残ったドーム

川を挟んで記念写真

語り部の山本定男さん

8月6日（火）夜に、中春別農協主催の『第15回宵の市』が敷地内で開催され、
幼児、小学生、地域の方々、他町からなど、たくさんの人たちで賑わいました。
入口には、ジャンプが出来る犬の大きな遊具や、千本くじ、ヨーヨーすくい、射的などの模擬店もたくさん並び、子どもたちは何度も挑戦していました。
また、ミルクガールズのステージ発表や、2個のサイコロを振り、出た目の合計のタマゴがもらえるゲーム等もありました。ゾロ目賞があり、「1」と「1」を出し、30個もらった人もいました。お母さんたちを中心に人気があり、長い列が出来ていました。売店の品物がとても安く、焼きそば200円、おでん3品200円、枝豆100円なの、他のお祭りの半額以下で生徒達もたくさん食べていました。途中から小雨模様になりましたが、多くの地域の人たちが集い、楽しい一時を過ごしました。次はお盆の盆踊りが予定されています。

大きな看板のアーチ

犬の遊具

プログラム

ヨーヨーすくい

千本くじ

ミルクガールズ

会場の様子?

会場の様子?

会場の様子?

会場の様子?

8月4日（日）に、『いかだ下り』の地域行事が行われました。
サケ・マスの母なる春別川、冬の河口には白鳥が群がるふるさと春別川をいつまでも
きれいに、大切にして行こうと言う願いから、昭和62年からスタートしました。
天候により中止の年もありましたが、今年で24回目になりました。
当日は晴天に恵まれ、イカダ下りの後はみんなでバーベキューを囲みました。
催し物として、美原草原太鼓（小中学生、地域のお母さん方）やフラダンス愛好会の
みなさんの発表がありました。
また、魚救いもあり、約200匹程のヤマメを手づかみしました。
なかなか捕まえる事が出来ず、後半は大人も加わりました。
「子どもより、大人の方が楽しんだみたい」の声もあがりました。
地域のみなさんと触れ合う、良い機会でした。