上西春別幼稚園ブログ

　本日１０月５日、「根室管内公立幼稚園研究会教育研究大会」が上西春別幼稚園を会場に行われました。研究大会には別海町教育委員会　真籠教育長を始め根室教育局、小学校、中学校、管内各地の幼稚園から５０名を超す先生方が集まり、終日、研修を行いました。
　午前中は、本園での保育の様子を参観しました。先生方は、朝の会の活動から戸外での遊びの活動の様子を熱心に観察しました。午後は会場を西公民館に移して、保育のあり方について協議を行いました。子ども達が夢中になって活動するための教師の関わり方や子ども同士の関わり方をどう支援していくかなどを話し合いました。この研究大会で学んだことをこれからの保育に役立てていきたいと思います。

　今日は秋晴れのさわやかな日なのですが、風が強い日でした。それでも子ども達は外で元気に遊びました。ナナカマドやオンコの赤い実を集めて特製ジュース（？）を作ったり、遊具で力一杯、自分の力を試したり、園庭いっぱいを走り回って楽しく活動しました。
　朝のこと、いちごさんのお友達が、ドングリからドングリ虫が出てきているのを見つけました。とても小さくてかわいいと言って観察しました。ゾウムシという昆虫の幼虫だそうです。子ども達はドングリ虫が大きくなるようにと、外のミミズが住んでいる畑跡に放してあげました。

　昨日から、たけのこさんの午後の活動が始まりました。いちごさんとつくしさんは、お部屋でいつものように「お昼寝」です。たけのこさんは、これまで給食後に行っていた片付け活動に加え、お部屋のお掃除などを行うことにしました。話し合いの結果、掃き掃除、床拭き、テーブル拭き、カップ洗い、牛乳パック整理をグループ当番で行うことにしたようです。その後は給食後の「おなか休め」。保育室で好きな事とをしてゆったり過ごします。そしてその後は、外で午前にやり残した遊びの続きです。今日はとっても風が強い日でしたが平気です。しっかり汗をかいて遊びました。みんなで力を合わせて大きな穴を掘っているようですが、何でもオリンピックのあったブラジルまで掘る予定とのことです。

　　　　　　　　いちごさんはもう眠りの準備ができました

　　　　　　　　　　　　　つくしさんは準備の最中です

　今日から１０月です。昨日までいい天気だったのに、今日はどんよりした天気です。それでも子ども達は元気です。小雨なんか何のその。今日も元気に外遊びです。でも雨の日は用心です。木の板もグランドも草原も木の枝もみんなとっても滑りやすいのです。ズテンと尻餅をつく子も数名。気をつけましょう。子ども達はちょっと痛い思いをしながらも体験を通して多くを学んでいます。雨の中での遊びは用心用心です。後片付けも協力して頑張ります。

　１０月に入り衣替えの季節です。園児の麦わら帽子がエンジ色のベレー帽に変わりました。
　今朝、つくしさんのお友達がイガグリを持ってきてくれました。お家の近所で取れたそうです。別海でも栗ができるんですね。ちょっとびっくりしました。本物のイガグリを見るのは初めてという子もいて、恐る恐るトゲに触っていました。緑色のイガはチクチクして痛いと話していました。
　今日から「おはよう朝会」で歌う歌が変わりました「小さい秋みつけた」です。みんな知ってるみたいで一緒に歌いました。「なんか怖い歌」という感想をもった子もいました。もの悲しい寂しい曲想なので、そのように感じたようです。秋が深まるにつれ、枯れ葉も舞い、風景も刻々変化してきます。子ども達には全身で季節を感じ取って欲しいと思います。
　また１０月からは、たけのこさんの「お昼寝」がなくなります。半年後の小学校入学の準備が少しずつ始まっていきます。そこで、いちごさんとつくしさんは「お昼寝」の場所がプレイルームから保育室に移動します。今日は上手に寝ることができるでしょうか。