上西春別幼稚園ブログ

　２５日の金曜日、町の移動図書館「はくちょう号」が来ました。借りたい人が借りるのですが、その日もほとんどの子が借りていました。幼稚園やお家にない本がたくさんあります。本当はもっともっと借りたいのですが、一人３冊までと決められているので、もっと借りたい本は次回まで我慢です。どんなお話かわくわくして借りていました。
　「ゆめの会」も熱が入ってきました。行事が迫ってくると子ども達の気持ちも落ち着かなくなりざわめいてくるものですが、本園の様子はいつもと変わりません。それはいつもの当たり前のことを当たり前に行うことが徹底されているからです。ただそれだけです。整理整頓、いつもと変わらず行うこと。靴箱もタオル掛けもコート掛けもすっきり整理されています。それだけで、気持ちが落ち着きます。心の落ち着きは環境からです。大切ですね。
　

　いよいよ冬の到来です。前日から２２日の朝にかけて降った雪で一面真っ白になりました。子ども達は黙ってはいられません。思い切り雪まみれになって遊んだようです。それぞれのクラスでは雪を投げ合ったり、雪だるまをあちこちに作って楽しんだようです。
　今朝の気温はー１４℃、とても寒い日でしたが、子ども達はとても元気です。いちごさんは２２日に築山の上に作った雪だるまのところでたくさん遊びました。２２日にはあんなにベタベタくっついて柔らかだった雪が、今日は固くなってカチンカチンになっていることや自分の靴の跡が雪の上に残っていること、草の上の雪が解けて氷になっていることに驚いていました。子ども達は雪との出会いで見つけた不思議なことに目をキラキラさせていました。
　園内では「ゆめの会」の練習が行われていました。「ゆめの会」まであと１０日です。

　今日は１９日土曜日です。今日は上西春別保育園の「お遊戯会」と上西春別小学校の「公開研究会」がありました。保育園では０歳児から入園しているので、幼稚園とはまた違う園児の様子を見ることができ、ほっこりした気持ちになって帰ってきました。その後、上西春別小学校の公開研究会に行ってきました。本園からも数名の先生が参加し、幼稚園を卒園した子ども達の小学校での頑張りと幼稚園での教育がどのように小学校教育に繋がるか勉強してきました。
　私（園長）は、お遊戯会に行ってから参加したため、少し遅れて５年生の授業を見ることができました。５年生は算数の授業で、混み具合を比べる学習でした。平均とか割合の考え方が出てくる複雑な学習でしたが、子ども達はあきらめず、話し合い、知恵を出して果敢に取り組んでいました。園児達も数年後には、このような難しい問題にチャレンジしていくのだなあと思いました。そして今、園児達が遊びの活動の中で、様々な問題に出会い、試行錯誤しながら話し合い、問題解決していく姿を見ていると、この延長に小学校の学習があるんだなあとつくづく感じ、幼稚園での教育の重要性をますます強く感じました。
　今日は久しぶりに穏やかな少し暖かな日でした。明日より２３日まで出張等で留守をしますのでブログも少しお休みになります。