上西春別幼稚園ブログ

　今日は９月最後の水曜日です。９月生まれのお誕生会がありました。いちごさん１人、たけのこさん３人の全部で４人でした。全員が女の子での誕生会も珍しいです。動物の鳴き声当てで登場した4人はみんなに祝福されとっても嬉しそうでした。自己紹介では自分の誕生日を言いますが、いちごさんのお友達は忘れてしまったようです。でもすぐ「お母さん、教えて下さい！」としっかりと切り返す対応にいちごさんでもできるんだなあと感心する一場面でした。これも先輩達の発言を耳にしていたことから学び取ったことなのでしょう。
　今回のゲームは、音楽に合わせて動きを変えるお遊びでした。「どんぐりころころ」と「カエルの合唱」が交互に流され、ドングリのように転がったり、カエルのようにピョンピョン跳ねたり子ども達は全身を使ってゲームに没頭していました。また、笛の鳴る回数に合わせてグループを作るというゲームも組み合わされているので子ども達は体も頭もフル回転で楽しんでいました。
　このような遊び（ゲーム）を通して、体も頭もそして心も鍛えられていくのですね。

　今日はちょっと肌寒さも感じる日でしたが、秋を感じるさわやかな日でした。陽が射すと木々の色づいてきた葉がキラキラ輝き、秋がだんだん近づいていることを感じさせられます。子ども達は今日も元気いっぱい。外に飛び出し思い思いに遊びます。
　いちごさんは虫取りに行きました。秋の虫が園の近くで鳴いています。上手にとれたかな。たけのこさんは砂場や水飲み場で池やダムを造って想像力を発揮して楽しんでいます。ブランコや雲梯で新しい技に挑戦する子もいます。どの子も楽しそうです。

　教育フェスティバルが終わった後、先生方は標津町の生涯学習センター「あすぱる」に向かいました。北海道教育委員会主催の「根室管内幼児教育を語る会」に参加するためです。根室管内の公立幼稚園、こども園、保育園、私立幼稚園、小学校、教育委員会など関係する機関の先生方が７０名を越えて集まり研修をしました。来年度から幼児教育の指針となる「幼稚園教育要領」などが改訂となり、新しい幼児教育が始まります。それに向け大学の先生や文部科学省幼児教育課の先生から講話をいただきました。また各幼稚園での子ども達の活動の様子の写真を使って、見取りや支援の仕方について研修を深めました。明日からの保育に役立てていきます。

(300KB)

　先週の２３日、上西春別中学校区生涯学習推進協議会の主催で上西春別小学校・中学校を会場に教育フェスティバルが行われました。地域ぐるみで子ども達の育ちを考えようという趣旨で行われました。地域の方々の全面的な協力のもと行われました。幼稚園の子ども達は保護者と一緒に中学校の図書館で行われた「エプロンシアター」に参加していました。会場は子ども達だけでなく、保護者の方々、根室教育局や伊藤教育長様をはじめとする別海町教育委員会の方々でいっぱいになりました。少々緊張気の中学生でしたが、すぐに笑顔になり、ステキなお話の世界を作ってくれました。
　小学校会場では授業参観も行われ、卒園していった園児達が小学校でしっかり学習している様子を見ることができました。また中学生による読み聞かせも行われていて、幼稚園の子ども達も小学生のお兄さんお姉さんと一緒に見入っていました。そのほか、別海町のいろんな仕事を体験できるコーナーや地元の方々による中学生向けの職業講話、保護者向けの子育て講話など盛りだくさんの内容でした。

　昨日金曜日１３時降園でした。定例の職員会議の後、研修を行いました。一人の先生の保育場面の様子をビデオに録画して、その中から一部を取り出し、子どもの活動や様子に対する教師の対応は適切なものであったか、子どもの表情や仕草から読み取れることは何かなど付箋紙に書き込みながら解釈していきました。一人では気づかない読み取りがあったり、いくつもの対応の仕方があったり、皆で協議することで教師の指導力の向上につながっていきます。

　保幼小中連携推進協議会は、保幼小中の活動・授業の様子を参観交流し相互理解と教師力向上の一助にしたいと考えています。今回は上西春別小学校が参観週間（9/19〜9/22）を設けてくれました。幼稚園からは延べ１０名の先生が小学校の活動の様子を参観してきました。卒園していった子ども達がどのように育っているか、小学校入学までに身につけていなければならないことは何かなど幼稚園教育の再点検など多くのことを学ぶ機会となっています。教室での約束「ふつうに でき１０」やロッカー、靴箱の整理整頓が行き届き、落ち着いた環境の中で学習が進められている様子がわかりました。
　９月下旬には上西春別保育園、１２月には上西春別中学校そして１０月には上西春別幼稚園の参観週間が予定されています。