2016年04月07日(木)
【別海中央中学校】入学式式辞 [・校長室から「ブログ記事」]
生徒たちとの出会いである始業式・入学式前日は、緊張と不安で一杯になります。
あれやこれやと考え、夜も寝つきが悪くなります。
この思いは、一般の先生方、とりわけ担任する先生方は人一倍強いものがあります。
私も、校長という立場でそれなりに緊張します。
この緊張感は、何年、何十年経っても同じです。
慣れることもなく、毎年、夜寝付かれないような思いで過ごします。
入学式の式辞。
今回は「小学校で学んだことを大切にしてほしい」ということをメインにして組み立てました。
小学校で培ってきた「よさ」を中学校でも発揮してほしいという思いからです。
◆式 辞
春の暖かさが感じられる、この佳き日に、別海町教育委員会教育長真籠毅様をはじめとするご来賓の皆様にご臨席いただき、平成28年度入学式ができますことに、感謝とお礼を申し上げます。
また、今年度は、69年の歴史と伝統を持つ別海中学校と統合し、新たな別海中央中学校の歴史をスタートさせることに身の引き締まる思いでいます。
69名の新入生の皆さん、入学おめでとう。中学校生活をスタートさせるに当たっての心構えをひとつお話します。それは、小学校で身につけてきたことを大切にしてくださいということです。
中学校は、小学校で学んだこと、身に付けてきたことを土台にして成り立っています。決して別のものではありません。小学校で身に付けてきた、人としての基本である挨拶や返事、後始末、身だしなみ等をこれからの中学校生活でも、しっかりとできるように取り組んでください。
また皆さんは、学習面でもこつこつ、黙々と日々頑張っていたという話を聞いています。是非、中学校では自らの課題意識に基づいて自主的に学習することに取り組んでください。
本校の伝統は、全校生徒全員が心を一つにして、共に汗を流し、共に感じ、共に涙を流し、共に笑顔を分かち合うことができることです。新入生の皆さんも、この良き伝統を引き継いで、素晴らしい中央中にしていく一翼を担ってください。
最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご入学大変おめでとうございます。今後とも本校の教育に温かいご理解とご支援を賜りますことを、心よりお願い申し上げます。また、ご来賓の皆様には今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げまして、私の式辞といたします。
平成28年4月6日
別海町立別海中央中学校 校長 青坂信司
Posted by 別海中央中学校 at 07時30分
コメント