住所:別海町別海緑町116-4 電話0153-75-2251 校長 野口 泰秀

別海中央中学校

2016年04月13日(水)

【別海中央中学校】生徒からの学び [・校長室から「ブログ記事」]

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日々生徒たちと過ごしていると、生徒から学ぶことも多いものです。

先日の入学式。
生徒会長さんの「歓迎の言葉」がありました。
その「歓迎の言葉」を聞いて、校長である私もびっくりすると共にうれしくなりました。

生徒会長さんは、「歓迎の言葉」を読み上げることに意識を向けるのではなく、できるだけ新入生に視線を向け、新入生の心に言葉を届けることに意識していることが伝わってきました。
このことをやるためには、きっと何度も、何度も練習したのだと思われます。
立派です。

「歓迎の言葉」の内容も、とっても素敵でした。
その中から一部を紹介してみましょう。

中学校生活ではたくさんのことが変わります。
普段の授業では、各教科で先生が変わったり、内容が濃いものになります。
教科も増え、大変なこともあると思いますが、色々な先生と関わることができ、よりいっそう理解が深まるので、楽しいこともたくさんあると思います。
また、テストは期末や中間など、定期的に行われます。
どのテストも日頃の積み重ねが大切となります。
ですから、授業を集中して聞く、ノートをしっかりとる、家庭学習を毎日やるなど基本的なところからコツコツやっていきましょう。

中学校での学習するポイントを的確におさえています。
各教科で先生が変わる。
内容も濃くなる。
大変だろうけど「色々な先生と関わることでよりいっそう理解が深まる」
そのように言っています。
このような視点を私は持っていませんでした。
「なるほど」と思います。
授業は、学習内容だけで成立しているのではなく、教える側である教師の人間性も含めて学ぶのだということです。
そうした教師の人間性を背景として、学習したことをより深く、より広く理解し、「学び」が楽しいものになっていくのだということを生徒会長さんは言っているのだと思います。

部活動では、全道大会、全国大会出場を目指し、日々練習に励んでいます。
また、部活動でなくても、自分が本当に頑張りたいこと、打ち込めることを一つでも見つけることは大切です。
一つのことに本気で取り組むことで学び得られるものはたくさんあるはずです。

中学生時代は、より多くの生徒に部活動に入ってほしいと思っています。
「勝つこと」を目指しながらも勝利至上主義にはならず、人としての生き方を部活動を通して学んでほしい。
そう願っています。
しかし、何らかの事情で全ての生徒が部活動に入れるわけではありません。
そうしたことに対する生徒会長さんの気配り、目配りが感じられます。
大切なことは、部活動でなくても自分が頑張りたいこと、打ち込めることを一つでも見つけることなのだというのです。
唸ります。その通りです。

中央中学校では、地域との関わりを大切にしています。
いつも中央中を応援してくださる地域の方々へ元気に挨拶をすること、そして感謝の気持ちを忘れないこと、この二つを心がけて生活しましょう。

私が言いたいことをずばりと言ってくれています。
今までも、そしてこれからも学校という場所は、地域との関わりを抜きに存在することはできません。
地域に支えられ、地域を支え、地域の中で育つ。
そのことの大切さ。
そのために「元気に挨拶すること」「感謝する気持ちを忘れないこと」その具体的な姿勢こそ、これからも中央中では大切にしていこうと呼びかけています。

以上3点。
生徒会長さんの「歓迎の言葉」からの私の学びを紹介しましたが、これ以外にもあります。
それはまたいつか紹介することにしましょう。


平成28年4月13日
校長 青坂信司

Posted by 別海中央中学校 at 09時08分

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