上春別中学校 [北海道別海町]

　今年度第２回目のスピーチ集会。今回のお題は「将来役にたつ教科」です。前回とは趣向を変えて、少人数のグループでテーマについて話し合うスタイルを取り入れました。
　こうした「テーマ」や「話し合いの形態」などは、全て生徒会執行部が考えています。今回は、より多くの人に意見を出してもらうことを目的に、活動の仕方を工夫しました。
　工夫の甲斐もあって話し合いは盛り上がり、あちらこちらで熱心に言葉を交わす姿が見られました。
　各グループからの発表では、読み書きを身につけるために国語が必要だ、とか、買い物のことを考えると数学も大事、英語だってこれからの国際化には不可欠などといった意見が出されました。
　ただ、「役にたつ」というのは「日常の生活で役にたつ」ということとイコールなのでしょうか？　最後の講評では「一見役にたたないと思われることが、みなさんの生活を豊かにしたり、社会を幸せにすることもあるのです。」というお話を担当の先生からいただきました。いろいろなことを考えさせられる、なかなか深みのある集会となりました。