2017年05月24日(水)
【別海中央中学校】達成感を味わう [・校長室から「ブログ記事」]
目標を決めて、それが達成した時、人は何とも言えない心地よさを感じるものです。
一度達成感を味わうと、再び何かに挑戦してみようという気になります。
現状を変え、向上しようとする意欲が生まれてくるのです。
体育祭が近づいてきました。
各団だけでなく、各学級でも取組に熱が帯びてきました。
中央中の体育祭のねらいの一つに次のことがあります。
「生徒に企画、運営を手がけさせることにより、達成感、責任感を持たせ、生徒の生きる力(自主性)を育む」
下のグラフは、今年度(平成29年度)4月に3年生を対象として実施した全国学力・学習状況調査「生徒質問紙」の達成感に関わる設問結果です。※全道と全国は平成28年度の結果です。
全道・全国を大幅に上回る好結果となっています。
特に、中央中の3年生一人残らず「ある」「少しある」という答えをしています。
これはやはり学校行事である体育祭や学校祭での取組を中心として生まれた好結果だろうと思われます。
今の3年生は、1、2年生の時、常に上級生がいたわけですから、競い合う種目では、ある意味常に「負け」を経験していました。
ですから達成感を味わうことはないのではないかと、そんなことを思ってしまいます。
しかし、事実は違います。
全ての生徒が何らかの達成感を味わっています。
結果は大切かもしれない。
だけど、それ以上に大切なことがあるのだということを示しています。
かりに負けたとしても、取組の中で生徒たちは大切なことを学んでいるのです。
3年生が中心となって取り組んできた体育祭。
今週の土曜日。
今年も、きっと素晴らしい体育祭を生徒たちの力で創り出してくれるでしょう。
平成29年5月24日(水)
校長 青坂信司
Posted by 別海中央中学校 at 15時12分
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