2016年10月31日(月)
すくすく学級 救急救命講習を実施しました! [中央公民館からのお知らせ]
すくすく学級10月の学習会は、救急救命士さんを講師に招き、「もしもの時のために……〜親ができること〜」と題して救急救命講習を行いました。
意識や呼吸がなくなった場合を想定し、心肺蘇生法を実践的に教えていただいたり、AED(自動体外式除細動器)の使用法を学んだ他、乳幼児期に起きやすい事故の例や対処法について教えていただきました。
心肺蘇生法を教わりました。
実際に体験してみました。
西公民館学級では、人工呼吸もあわせて行いました。
AEDは、ふたを開けると自動的にアナウンスが始まる仕組みになっています。
あとは、アナウンスの指示通りに実践するのみ。
乳幼児に多い事故は誤飲です。
のどに異物が詰まった場合は、まず肩甲骨と肩甲骨の間を強く押し叩いてみます。
これを背部叩打法といいます。
のどに異物が詰まったときは、心臓マッサージでも対処できるとのことでした。
お風呂で溺れてしまったときにも使えるそうです。
その他、転倒・転落、火傷など、気をつけているつもりでも起きてしまうことはあるものです。
初めての発熱もお母さんにとってはドキドキです。
まして痙攣が起きてしまったら、冷静に対処できるかどうか不安ですよね。
このような講習を受ける意義について、救急救命士さんが次のように話してくださいました。
「一度講習を受けたら、100%できるようになるわけではありません。もし救急車を要請しなければいけなくなった場合、到着までどう対処すればいいのか口頭で指導します。その時にこのような講習を受けている方は、言われていることをイメージしやすいので応急処置の精度が高まります。」
緊急時、何も知らないまま口頭だけで指示を受けている自分が冷静でいられないことは容易に想像がつきます。
このお話を聴いて、このような講習の意義を「なるほど」と素直に受け止めることができました。
また、さらに繰り返し学ぶことの重要性も感じました。
何も起きないことが一番ですが、まだ講習を受けたことのない方は、もしもに備えて一度は受講されることをお勧めします。
また、心肺蘇生法のガイドライン(やり方)は、5年ごとに改正されているそうです。
5年以上前に受講されている方も、やり方が変わっているところもありますので、ぜひ受け直してみてくださいね。
さて、講習前、新聞紙で消防車ごっこも楽しみました。
救急救命士さんも飛び入り参加!
制服を着ているだけあって、臨場感たっぷり!
ちょっとワクワクドキドキしたひとときでした。
救急救命士の皆さん、講習もあわせてご協力ありがとうございました。
Posted by tyuou at 08時56分