上春別中学校 [北海道別海町]

スピーチ集会でパーセンテージに合わせて一直線に並ぶ生徒たち

　１１月３０日（月）の放課後に、スピーチ集会がありました。

　今回のスピーチ集会のテーマは、生活の中で「愛」と「お金」を比較した時に、どちらが大切か意見を交流していく形で進められました。

　前回まで、３年生が中心となって進めていた集会ですが、今回からは新執行部の運営で会は進められ、より生徒の自主性を伸ばしていけるように改良が加えられていきました。また、両極の意見対立ではなく、自分の考えをパーセンテージで示せるように、立ち位置によってわかるような工夫もされ、意見を聞く中で変わっていけるように形も変えられました。

　意見では、「愛」の方が大切と選んだ代表的な意見では、「２人が幸せならばお金が無くても良い。」、「愛がないと孤独で生きていけない」等の意見が上げられ、「お金」を選んだ意見では、「生きていくためにはお金がないと暮らしていけない。」、「お金があれば幸せを育むこともできる。」と言った意見が聞かれました。

　今回の集会形式の改善により、今までのように両極の意見対立ではなく、「両方無ければ生活は成り立たない。バランスが大切。」という中間意見も聞くことができ、生徒の考え方の幅を広げる集会ともなりました。

新執行部も一緒に進行に加わりました

今回は「お金」方が多数派となりました

少数派の「愛」意見を堂々と述べていました

　１１月３０日（月）に、２４日から始まった教育相談が、無事に終了しました。

　今後は、推薦希望者に対する校内推進委員会を経て、最終確定した進路希望に合わせての願書の取り寄せが１２月４日に行われ、今学期中に希望校への願書発送に向けた願書の記入指導、清書作業、点検作業等が進められる予定です。

　今回の三者懇談で、目標がしっかり定まりましたので、これからは希望進路の実現に向け、今後も適切な支援を進めて参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

　明日からいよいよ１２月に入っていきますが、１２月は今学期最後のまとめの月となります。

　生活保健委員会から「風邪に負けない体力をつけよう。」との月の重点目標が掲げられましたが、目標を達成させるためのポイントとして上げられたのが、食事をしっかり取り栄養補給をすることと、寒くて体を動かすことが難しくなるため、運動不足にならないように適度な運動を意識する事、疲れをしっかり取るための睡眠時間の確保が上げられていました。

　テストも近いので無理をしてしまいがちになることも出てくるかもしれませんが体調を整え、しっかりと乗り切って行けるように頑張っていきましょう。

　つい先日もブログで紹介しましたが、今学期の学習のまとめとなる期末テストが、来週の水曜日、木曜日に実施されます。

　テスト対策も残すところ僅かとなりましたが、比較的時間の取りやすいこの週末が勝負所だと考えています。各学級においても本日のＨＲの中でアドバイスを送りましたが、各家庭におかれましても子どもたちへの支援よろしくお願いいたします。

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１１月２７日（金）に、学校便り「第８号」を発行しました。

　今回の内容は、１１月１７日に実施された後期生徒会活動のスタートとなる生徒総会の内容や、来週実施される期末テストに向けた内容について紹介させて頂きました。

　一気に雪が積もり、路面状況も悪く登下校にも気をつけなければならない状況になってきましたが、今学期もいよいよ残り一ヶ月となってきましたので、良いまとめに向け各家庭との連携を図っていきたいと思いますので、ご協力よろしくお願いします。

租税教室で、説明を受ける生徒の様子

　１１月２６日（木）に、３年生の社会科授業で釧路税務署から講師の方に来校してもらう中で租税教室の授業が実施されました。

　税金で集められるお金のイメージをつかむため、一億円のレプリカ模型を持たせてもらったり、別海町での１年間の歳出予算１６６億９，４５０万円を積み上げると札幌のＪＲタワーと同じ高さになることなどを紹介してもらいました。また、税金の役割や仕組みについては、「税金のない架空の世界」を描いたアニメーションビデオを使ってわかりやすく紹介して頂きました。

　税金の納め方や種類についても、説明して頂きましたが、間接税の説明では、漁業での魚の売り買いを例に上げて、具体的に示してもらう中で説明して頂きました。所得税の仕組みでは、自営業での確定申告と、サラリーマンは会社が行ってくれる源泉徴収の例を上げて、支払い方法の違いについて教えて頂きました。

　学校で使われる税金についても紹介して頂き、中学生は一ヶ月に一人頭使われる税金が１０万円で、卒業までの３年間で３７２万円かかるため、学校での学習を無駄にしないように頑張って欲しいとのエールも頂きました。

　最後には、高齢化や少子化が進む社会においての税収入が減っていく問題点が上げられ、解決に向けて考えていかなければならない公共サービスや税金制度の見直しについて問題提起してもらう形で、授業はまとめられていました。

一億円の重さをレプリカを使って体感

アニメーションを見ながら税金の役割について学習