上春別中学校 [北海道別海町]

　９月３０日（金）２〜４校時を利用して、社会福祉協議会の方を講師に招き、３年生で出前講座を開催しました。
　主な内容は次の通りです。
（１）車いす体験
（２）高齢者疑似体験
（３）アイマスク体験
　車いす体験では、後ろ向きで進むだけで、「怖い」という声がたくさん聞かれました。また、少しの段差でも乗り越えることが大変なことに気づかされました。
　勿論、この体験だけで障がいを持った方や高齢者の方の不便さが全て分かるわけではありませんが、そのようなことに関心を向けるきっかけにはなります。
　また、私たちは普通に歩けたり見えたりすることを、当たり前に思っていますが、そこのことが実はとても大切なことだと気づかされる学習にもなりました。
　関係機関の方のご協力にお礼申し上げます。

　放課後を利用して、生徒会主催の全校遊びを行いました。毎回様々な工夫をこらす全校遊びですが、今回はフラフープを使ったり、ボールやロープを使ったチーム競技を行いました。
　終了後に生徒会長からお話しがあり、今回の全校遊びは学校評価の「安心できる学校づくり」に向けた「人間関係づくり」を目標に考えたとのことでした。企画してくれた執行部の皆さんに感謝します。

　２９日の５・６校時を利用して校内弁論大会を開催しました。弁士は学級での発表を経て選抜された８名です。

　今回は１年生が原稿を良く覚えてきて、発表態度も立派でした。審査の結果、最優秀賞２名（１年・３年）、優秀賞２名（１年・３年）優良賞４名（１年１名、２年２名、３年１名）を選出しました。

　１番手と２番手の発表は、どちらも将来への明確な「目標」をもって、日々の生活や練習を送る決意が述べられました。

　この２名は家族の存在について発表しました。「言いたいことを言い合える仲」、「かけがえのない存在」である家族。だからこそ、それ以外には「感情的に言ってはいけない」等の内容がありました。

　職場体験学習を通して、店員とお客の両方の立場を経験し、「今までと見方が変った」という発表でした。

　３年生の３名は部活動を通して学んだことを発表しました。「怒られたことでチームの一員となれた」、そして失敗を自分のバネにして、それが周囲への感謝につながったこと。つらい日々だった部活動を「中途半端なことはしたくない」と、「悩みをきいてもらいながら」やり遂げたこと。「逃げずに取り組むこと」で「悔しさは残ったが、充実していた」体験等が発表されました。

　今回は、上春小から校長先生や５・６年生の皆さんの聴きに来てくれました。また、保護者の皆様の他にもコミュニティ・スクール推進委員の連合町内会長さんが、ご参観下さいました。ありがとうございました。

　１年生の社会科の授業を全教員で参観し研修を深めました。授業は、イギリスのＥＵ離脱をテーマに、ＥＵのメリットや課題を考える内容でした。生徒たちは活発に話し合いを進め、授業のテーマについて理解を深めようと努力していました。
　教育局の指導主事、町教委の指導参事にも来校いただき、１時間の課題を設定する上での留意点や、生徒の話し合いを課題解決に導いていくためのポイントについてご指導いただきました。
　今日の研修を、他の教科指導にも活かし、子どもたちの学力向上に力を尽くしていきたいと考えています。

　第２回上春別学校区コミュニティ・スクール推進委員会の内容等をお知らせする通信を発行しました。地域には、コミュニティ・スクール推進委員会からの呼びかけを掲載したチラシを配付し、各種施設にポスターを掲示しています。ぜひ一度ご覧ください。

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