2017年11月15日(水)
第58回別海町芸術文化祭「郷土芸能の集い」 [東公民館からのお知らせ]
本年度「伝える〜未来への懸け橋〜」をメインテーマに町内で文化祭が開催されています。町内には多くの郷土芸能・ふるさと芸能を継承し続けている団体があります。
11月12日(日)に、別海町芸術文化祭実行委員会主催の「郷土芸能の集い」が東公民館で、6団体が出演し、故郷への思いの詰まった演奏などを披露しました。
開会に先立ち、戸田芸術文化祭実行委員会副委員長から挨拶がありました。
会場には、子どもから大人、おじいちゃん・おばあちゃん達の多くの方々にご来場いただきました。
別海・本別海・中春別地区から平成寿大学の皆さんも30名以上ご来場いただき、郷土芸能・ふるさと芸能を堪能されておられました。尾岱沼地区の平成寿大学の学生も来場し、談笑しながら交流を図っている様子も見られました。
郷土芸能の集いのオープニングを飾るのは、地元・尾岱沼長寿会で会長を務められている 石川三穂氏の詩吟「尾岱沼を詠ず」でした。
自ら作詞された詩吟で、永く尾岱沼を愛して止まない心・気持ちを詩にした素晴らしい詩を披露されました。
毎年参加いただいている「別海ビン踊り保存会」の皆さんによるビン踊りです。保存会は長年活動され、来年50周年を迎えます。息の合った踊りを披露されていました。これからも地域のため、子供たちのためにご活躍されることを祈念しております…。
まもなく創立40周年を迎える「知床流中西別草原太鼓保存会」、地域のおばあちゃん達が立ち上げた「美原子童太鼓保存会」、そして地域とともに歩み続ける「風連湖上太鼓保存会」の皆さんによる合同太鼓演奏が当日、披露曲が1曲追加され、2曲披露されました。
離れた地域でありながら、息の合った一体感と迫力ある演奏に来場者は魅了されていました。
地域行事等お忙しいところ、ご出演いただきありがとうございました。
これからも、ますます地域に根付いた郷土芸能・ふるさと芸能の振興にご活躍されることを祈念しております…。
風連湖上太鼓保存会の皆さんによる単独演奏。地域の青年会の発案から早30年。小学生から大人までの会員で構成されており、地域の子供たちへの太鼓の指導を続けている。地域を挙げて郷土芸能・ふるさと芸能の継承に努めておられます。心の底から、別海の広大さ、人の優しさを感じる演奏となり、来場者は魅了されておりました。
これからも引き続き、地域を愛し、太鼓を愛して郷土芸能として年輪を刻んでいただくことを祈念して…。
本日のフィナーレは、150年以上の歴史のある「地元・野付竜神太鼓保存会」の皆さん。
太鼓大好きな小学生、地域の伝統文化を継承する若人達が集まり、勇ましく力強い打つ手の中、一節一節に繊細な響きを感じた演奏に、来場者は、心の底から響き渡る曲を物音も立てず魅了されていました。
これからも地元に愛され、永い伝統と歴史ある野付竜神太鼓を継承していただくことを念願し…。
(前日の夜の演奏に引き続き、素晴らしい演奏ありがとうございました。)
本年度の「郷土芸能の集い」にご出演、ご来場いただいた皆さんに心から感謝とお礼を申し上げます。
郷土芸能とは、自らの故郷に代々、受け継がれる郷土愛・ふるさと愛の詰まった日本の伝統文化です。
郷土芸能に関係する皆さんは、これからも「別海を愛し、それぞれの地域と伝統芸能を盛り上げていただき、次世代を担う子ども達のため、正に「伝える〜未来への懸け橋〜」となっていただきようご尽力賜りますようお願い申し上げます。
Posted by higasi at 10時52分