2017年11月24日(金)
すくすく学級 「やればできる!」 3館で彩る芸能発表会♪ [中央公民館からのお知らせ]
11月19日(日)、中央公民館で行われた芸能発表会に、3館から集まったすくすく親子総勢50名が出演しました。
それぞれの地域で行われた文化祭での発表を経て、「どうせなら!」と勢い半分ではありましたが、「出演してみようと思うのですが……」と呼びかけたところ、たくさんの親子が集まりました。
それぞれの地域の発表が楽しかったことを物語っていますね。
とはいえ休日。
西・東公民館学級の方は車で30分以上の道のりです。
朝早くにもかかわらず駆けつけてくださったこと、それだけでうれしいやら、ありがたいやら。
中央公民館学級からは、新たな出演者も!
さてさて、集合場所の控室に集まってきたすくすく親子。
今日もよろしくお願いしますね!
実は、当日の飛び入りも大歓迎と謳っていたので、最終的にどれだけの親子がステージに上がることになるのか、おおよそのめどしか立っていませんでした。
ステージでのリハーサルもなし。
ですから、明確なステージでの立ち位置すら決まっていません。
とりあえず指示したのは、
「お母さんから離れても大丈夫そうな子は、前に出してみましょう!」
行き当たりばったりのある意味無謀な計画の上に、新たな挑戦であり冒険に打って出たわけです。、
何度も練習を重ね、このステージに立っている他の出演者さん達には申し訳ない話なのですが……。
そこで、この日の目標は、
「いろんなことが起きるかもしれないけれど、すべてを思いっきり楽しみましょう!」
にしました。
何が起きるかわからないけれど、ハプニングも含めてすべてが思い出になるのですから。
まずは、ステージに上がる準備。
「おもちゃのチャチャチャ」のお面、エビカニクスの赤いパンツ(西公民館学級のお母さん達が作ったもの)を身に付けます。(嫌がる子には無理強いしません。)
もうこれだけでかわいい子ども達。
思わずはしゃぎ過ぎて、お面の帯に汗がしみついたり、パンツのはずが、スカートになってしまったり。
これも大きな心で受け止めましょう(笑)。
3館を代表して合唱を披露してくれる西公民館学級のお母さん達の歌の練習も始まりました。
ふれあいチャリティーフェスティバルでの発表から1週間。
ちょっと不安なところは、念入りに確認します。
「どうせならいい発表を!」
心意気を感じます。
発表予定の時間が近づいていますが、プログラムの進行がちょっと押し気味です。
時間に余裕があったので、小学生のヒップホップダンスの発表を見学しました。
もうすぐあのステージ立つことを何人の子が理解しているでしょう(笑)。
真剣に見入っている子ども達。
もしかして、ここで気持ちを高めていたのかもしれませんね。
そして、迎えた本番。
まずは、西公民館学級のお母さん達の合唱「空も飛べるはず」から。
「ちょっと遠いので…」とおっしゃっていたすくすくスタッフさんお二人も、駆け付けてくださいました。
お母さんの参加者が半分ほどに減っていたので、心強い助っ人になりました。
前回、ピアノ伴奏だったお母さんも、今回は歌い手として参加しました。
これで心強さも2倍。
前回の発表に引けを取らないくらいのステキなハーモニーを奏でました。
ステージ上で、お母さん達の歌声を堂々と見守る子ども達もかわいいですよね。
実は、子ども達、ずっとじっとしていられた訳ではありません。
ステージ際を綱渡りをするように歩き出したり、ステージの下をのぞき込もうとしたり、好奇心のままの行動にヒヤヒヤする場面もありました。
子ども達にかかれば、ステージの上も興味をそそる遊び場だったわけです。
「落ちないかな?」「大丈夫かな?」とステージ下から係りの方にも見守っていただきながら無事故で歌いあげることができたのが何よりです。
最後もしっかり決まりましたよ。
続いては、3館の親子で「おもちゃのチャチャチャ」。
見事に、前に出てきてくれた子ども達。
たくさんのお客さんを前に、すくすくOGさん達につられるように、かわいい踊りを見せてくれました。
笑顔で子ども達の姿を見守る観客の皆さん。
後ろの座席の方ものぞき込むように首を長くして見ていたんですね。
続いては、「エビカニクス」。
ツメをつけて、お面を取りかえて準備万端。
さぁ、曲が始まりましたよ。
おやおや、ステージ袖からのぞき込む顔が……。
係りの方ですね。
かわいい子ども達をニコニコしながら見ています(笑)。
盛り上がりは最高潮!!
おかあさん達もノリノリで踊ってくれていることがわかります。
最後に観客の皆さんに「バイバ〜イ」。
今回も大きな拍手をいただいて終わることができました。
雪のちらつくほぼ冬並みの寒さでしたが、すくすく親子のパワーで会場は熱気にあふれていました。
今回は、思い切って子ども達を前に出してみましたが、なんとまあ、予想を超えるかわいらしさと勢いで踊る子ども達。
親子隣り同士で踊った前回のそれぞれの発表よりもパワーアップしていたかもしれません。
お母さんが「ちゃんと踊れるかな……」と心配していた子が、まるで弾けるように踊っていました。
あるすくすくOB君については、「『恥ずかしいから、今回はステージの横で見てる』と言ってます」と聞いていたのですが、ちゃんとステージの上で踊っていましたね。
腕をケガして思うように踊れなかった子もいましたが、家で悔しがっていたとか……。
まだ生まれて数年ですが、このステージの上で、それぞれに何かを乗り越えたり、乗り越えようとする体験、様々なドラマが生まれていました。
これも親離れの一歩と言えるでしょう。
子どもは大人が思っている以上に、大きな可能性を持っていることを再び実感しました。
抱っこされている子、「踊りたくないなぁ」という空気を醸し出している子も含めて、まさにすくすく学級らしい発表でしたね。
不安もありましたが、やってみなければわからないものです。
今回の4度に渡るすくすく親子の挑戦は、「やればできる」ことを証明しましたね。
出演していただいた皆さん、ありがとうございました。
そして、お疲れさまでした!
来年度もまたぜひ出演したいですね!
Posted by tyuou at 15時30分