2017年11月24日(金)
平成29年度異世代交流事業(尾岱沼長寿会との交流)が行われました [東公民館からのお知らせ]
本日、異世代交流事業第2弾(尾岱沼長寿会との交流)が東公民館を会場に行われました。
当館の事業として、平成24年度から毎年、地元の野付中学校1年生と尾岱沼長寿会の皆さんが交流しています。
今年度も1年生11名が来館し、尾岱沼長寿会の皆さんから北方領土に関する話や、昔の日用品の使い方、昔の生活の様子を聞きながら交流を図っていました。
事業の冒頭、尾岱沼長寿会石川会長から挨拶と、出席者の長寿会の方々の自己紹介が行われました。
また、1コマ目として「北方領土に関する質問に答える」として、中学生からの質問に長寿会の皆さんも真剣に答えていました。中学生も北方領土での生活は?食べ物は?などと多くの質問があり、会話交流の中で予定時間オーバーするほど、貴重な交流になったようです。
2コマ目は、3グループに分かれて、昔の電話、ランプ、炭火アイロン、湯たんぽの使い方や、昔の生活の様子を話す長寿会の皆さんに中学生も真剣に耳を傾け、真剣な面持ちで聞いていました。中学生は、見るもの・触るものが初めてで、「どう使うんだろう」、「昔は大変だったんですね」などと感想も出て、大いに交流が図れていたようでした。
3コマ目は、「昔の日用品の紹介と使い方」と、その体験活動。3グループに分かれて、せんべい作り・炭火アイロン・石油ランプ(吊型)の3種類でしたが、中学生は「わぁ!暗い」、「炭火アイロンって難しい」などの声もあり、「今の生活は便利で楽だね」との言葉もあるなど、貴重なお話と体験ができたものと思いました。
せんべい焼きも実際に焼いてみて試食もしていました。
終わりに、中学生からお礼の言葉があり、また、尾岱沼長寿会から感想が述べられ、互いに良い交流となったようです。
中学生と地元の方々が世代を超えて交流を図りながら、次代を担う子ども達に地元の伝統や文化等を継承できる良い機会となったものと思います。
いまは、大変便利な時代ですが、先人の弛まざる努力と、生き抜く知恵が今日を築いているものと中学生も実感してくれたのではないでしょうか。
Posted by higasi at 16時46分