2017年12月12日(火)
すくすく学級 中学生といっしょ!! 第2弾(中央公民館学級) [中央公民館からのお知らせ]
12月6日(水)、中央2,3歳児学級の学習会として、「中学生といっしょ!!」第2弾を実施しました。
今回は、3年A組との交流です。
B組の時と同様、まず別室で振りの練習をしましたが、3年A組も負けず劣らずノリノリで踊ってくれました。
4曲それぞれ一度きりの練習。
「忘れそうだ!」「ちゃんとできるかな?」
なんて声も聞こえてきましたが、真面目に取り組もうとしていなければ出てこない言葉ですよね。
幼児の曲を一緒に楽しもうとしてくれている様子に、これから始まる交流もまた、楽しいものになりそうだという予感がしました。
別室での練習を終え会場に移動すると、すでにたくさんの親子が集っていました。
30組を超えるすくすく親子に、中学生も合わせると100名を超えるにぎわいです。
前日の降雪で道路状況がよくないのにもかかわらず参加してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
本番までのわずかな時間ですが、ちょっとだけふれあってみました。
3年A組の生徒達も、積極的に子ども達に声を掛けにいってましたね。
なかなかの滑り出しです。
さて、本番です。
まずは、あいさつから。
「おはようございます!」
今回もバッチリですよ!
中学生のお姉さんからも代表してあいさつがありました。
前回交流した3年B組の生徒達が「楽しかった〜!」と笑顔で帰ってきたのを見てから、この日の交流を楽しみに準備をしてきてくれたそうです。
それでは早速、「中学生といっしょ!!」いってみよう(笑)!
最初は、「おもちゃのチャチャチャ」から。
子ども達の元気な歌声、そして、男子生徒の低〜い「チャチャチャおもちゃのチャ チャ チャ♪」が妙にマッチングしていました(笑)。
中学生の踊りを見ているだけで楽しかったですね。
次は、手遊び「いないいないバババァ」。
ぐっと距離を縮めてのふれあいです。
中学生がとってもいい顔で「バァ〜」をしているのが微笑ましいですね。
続いて、お話の時間です。
中学生のお姉さんが『たまごのあかちゃん』と『でんしゃにのって』を読んでくれました。
前回と同様、お姉さん達の膝の上で、お話を聞いていた子もいましたね。
いよいよメインのミニ縁日です。
今回はどんな手作りおもちゃが登場するのでしょうか。
不動の人気「さかなつり」
目隠しはしませんが、「ふくわらい」
一つのパーツが何種類も。
いろんな顔が出来上がりました。
こちらも安定した人気「ボウリング」。
2つのグループが作ってきてくれました。
ボールを転がして倒すのが基本ですが、投げて倒すのもよし、自ら突進するのもよし(笑)。
上手にできたら、ハイタッチ。
卓球のラケットをかわいくデコレーションしたおもちゃ。
ちょっと難しいかなという感じでしたが、お兄さんやお母さんのマネをして、ポンポンする仕草がかわいかったですね。
他にも、けん玉のようにボールを入れるおもちゃや、ブンブンコマ、拍子木のように音が鳴る牛乳パックのおもちゃ、ヘビがビヨ〜ンと飛び出るビックリ箱、布でできた音のなるボールやスポンジをにぎにぎするおもちゃなど、0歳の赤ちゃんでも楽しめるものもありました。
的あてやエアホッケーもどきもありましたよ。
中学生の思い描いていた遊び方を越えていく子ども達(笑)。
何度同じことを繰り返しても飽きません。
パタンパタンと絵が変わるおもちゃ。
ピコピコハンマー? もぐらたたき?
穴の中から出てくる紙コップのキャラクターをポンポンたたくおもちゃにはまる子ども達。
穴からキャラクターが出てくる仕掛けはお兄さん、お姉さんの人力(笑)。
楽しませるのも決してラクではありません(汗)。
束の間の授乳体験。
視線を合わせるように、まるでお母さんですね。
お母さんが、「寝かしつけまでしてもらって大助かりでした」と喜んでいましたよ。
とっても楽しかったミニ縁日の時間も終了。
次は、中学生による歌遊びの時間です。
まずは、お姉さんが「とんとんとんとんひげじいさん」のアンパンマンバージョン♪と「ミッキーマウスマーチ」でディズニーのキャラクターを作る手遊びを紹介してくれました。
歌がとっても上手でしたね。
続いては、大きなお兄さんが5人出てきました。
お兄さん達による「あたまかたひざぽん」です。
お兄さん達のやさしい顔がたまりません(笑)。
続いて「さんぽ」の曲に乗せて、中学生が作る道を子ども達が歩き回りました。
この日初めて会ったお兄さん、お姉さんが作った道。
こうしてお母さんから離れて一人で歩けるのも、子ども達がお兄さん、お姉さんに心を開いている証しですね。
続いては、お母さん達が楽しみにしていた中学生による合唱です。
3年A組の皆さんにも始まる前に、お母さん達がとても楽しみにしていることを伝え、プレッシャーをかけました。
忙しい学校生活の中、練習する余裕がなかったのはわかっていました。
しかも最後に歌ったのは1ヵ月以上も前のこと。
歌詞の記憶も微妙な時期ですね。
生徒の列に入ろうとする子、指揮台の上に乗って遊び始める子、指揮のお兄さんのマネをして、一緒に指揮を取り出す子。
決して穏やかな環境ではありませんでしたが、そんな子ども達をも包み込むようなやさしい、そしてとってもいい顔をして歌う3年A組の生徒達。
1ヵ月以上のブランクがあるとは思えないステキな合唱でした。
お母さん達もとっても感動してましたよ。
3年B組の合唱の時にも感じましたが、合唱コンクールの時とは違ったハーモニーが会場に響き渡りました。
これが「やさしさに包まれている」という空気なのでしょう。
ちなみに、指揮のまねっこをしていた子に、「大きくなったら指揮者になりたいですか?」とたずねると、「なります!」と答えていました(笑)。
指揮のお兄さんがかっこよく見えたのですね。
いよいよ最後の親子体操の時間です。
まずは、「ちからあわせて」から。
最後は、クレーン車が連結(笑)。
シメは、「エビカニクス」。
さようならの時間が近づいています。
中学生から最後のあいさつ。
「貴重な体験をさせていただき、ありがとうございます!」
いえいえ、こちらこそ楽しい時間をありがとう!!
別れを惜しんでごあいさつ。
「さようなら」
おやおや、大きなすくすくっ子もいますね(笑)。
きっとお手本を見せてくれているのでしょう。
そして……。
「バイバ〜イ!」
せっかくなので、記念撮影。
今回もこんな感じです。
みんながカメラ目線ではないのが、すくすくらしさ(笑)。
ある意味、思い出に残る1枚です。
今回参加したお母さん達の感想をいくつか紹介します。
・中学生の皆さんが笑顔で接してくれて、子どもがとても楽しんでいました。とにかく皆さんの笑顔がステキでした。
・やさしそうな子達で、大きくなったらこんな子達になってもらいたいと思いました。
・来て良かったです。
・親子のためにも、中学生のためにも、今後も続けてください。
正直、この日の道路状況を考えると、すくすく学級からの参加者や少なくなるのはやむを得ないことと覚悟していましたが、今回も対象の中央2,3歳児学級の親子の他、中央0歳児、1歳児学級、西公民館学級からもたくさんの親子が集まりました。
なかにはわざわざバスに乗って来られた親子もいたほどです。
遠方から来られた親子に、
「今日は、道の悪い中、遠くからありがとうございました」
と声を掛けると、
「いえいえ、そこまでして来る価値がありますから」
と、これ以上ないうれしい言葉をいただきました。
3年A組の生徒の頑張りはもちろんですが、3年B組の生徒達が、しっかり次につなぐ頑張りを見せてくれたこと、そして、昨年、一昨年と先輩達がすくすく親子の心に残してくれた温かい経験が、お母さん達の足をこの会場に向けてくれたのだと思えてなりません。
そして、今回の交流がまた来年への期待につながっています。
すくすくの子ども達は、ふだんあまり接することのないお兄さん、お姉さん達からたくさんの刺激をもらい、お母さんもわが子の喜ぶ姿、中学生の笑顔や頑張る姿に癒されながら元気をもらう。
「中学生といっしょ!!」は、すくすく学級が目指す、「お母さんも子どもも元気になれる学級」を体現しています。
中学生にとっても、小さな子ども達とふれあうことで、自然な笑顔ややさしさ、相手を思いやる気持ちが泉のようにわいてくる貴重な体験になったことでしょう。
ぜひ、今後も続けていきたい交流です。
参加者の皆さん、そして、中央中学校の皆さん、本当にありがとうございました。
Posted by tyuou at 14時25分