野付中学校 [北海道野付郡別海町]

　今日の中１社会の授業で「別海町郷土資料館」の石渡学芸員に来校して頂き、「中世の北海道・別海町」をテーマに授業をしていただきました。

今から１０００年前の別海町は、擦文文化とオホーツク人の文化が融合した「トビニタイ文化期」であること。それを示す遺跡が尾岱沼や本別海、野付半島にあることなどを紹介してくれました。

この授業をもとに、来年度は野付半島での現地授業もやりたいと計画しております。

また、来週は中２で「明治期の別海町」について、教育委員会の戸田さんに来校して頂いて様々な文化財についての授業を予定しております。

石渡学芸員

　生徒玄関前の「思いやりの木」の様子を見に行くと、もう張る場所がないくらいの満開の状態でした。野付中の生徒の皆さんの思いやりで一杯に思わず嬉しくなりました。現実の学校生活もそうなるように皆さんと一緒に取り組んで行きましょう。

　学校生活にも季節感は大切ですね。12月に入り、本校の各所はクリスマスの雰囲気が一杯です。生徒会本部が学校生活にも潤いを・・・を公約にしておりましたので、生徒玄関ホールに生徒会本部が手づくりしたツリーが設置されています。また、保健室前には養護の先生が可愛いツリーを置いてくれていますし、公務補さんは手づくりのペパークラフトのポンセチアを飾るなど、とても心が和みますね。

今後は、中１・中２でも季節感を出すような企画が進んでいると聞いています。楽しみですね。

生徒会本部手づくりツリー

保健室前のツリー

ペパークラフト

本日の２校時目に、中１の進路学習の職業人講話が行われました。

本日の講師は、長い間地元で酪農を経営し、数年間からトビカリ川河口の近くで地元の肉牛・潮彩牛を提供する「ミートハウスながの」（レストラン）を経営している永野さんに来校して頂きました。

内容は、自らの歩んできたこれまでの道のりの中から、尾岱沼の中１のみなさんにどう生きて行くのかの様々な示唆に富んだお話をしていただきました。特に３つの転機を大事にしていこうというところは、中１のみんなにも深く心に残ったこと思います。

永野さん、大変お忙しい中ありがとうございました。