2021年02月08日(月)
【中西別幼】体で遊ぼう 〜ボール編〜
今日は『歯磨き指導』を予定していましたが,残念ながらコロナ禍により中止に…。この時間を利用し,継続して取り組んでいる『体で遊ぼう』を実施しました。
今年度の『体で遊ぼう』も,残すところ後2回。今回は,ボールを使った遊びを行いました。『投げる』『捉える』『転がす』『蹴る』『つく』『打つ』など,多様な動きを引き出すことができるボール遊び。形や硬さ,大きさ,重さ,感触,相手との距離感によっても力加減を変えなければいけません。
今回は,『ペア→4人→6人となり,開脚した互いの足の間で小ボールを転がす』『立った状態で転がす』『ペアで小ボールをワンバウンドキャッチする』『4人で大ボールをワンバウンドキャッチする』遊びを行っていきました。意外と,相手まで『転がす』感覚,力加減というのが難しい様子でしたが,ワンバウンドで投げる,受け取るコツを掴んでいる子が多くいました。日頃から楽しんでいる『かたき』『ドッチビー』の動きが活かされているのでしょうか。
さて,『投げられたボールをつかんで投げ返す』という一連の動作には…
1.最初にボールとの距離をつかむ
2.ボールの到達地点を予測する
3.手で捉える
4.自分の意図する地点をイメージする
5.腕を動かす
このような複雑なプロセスが!! 実に膨大な感覚や情報を目や身体から取り込み,脳を使っているということですね。技術面だけではなく,相手との距離感,相手が受け取りやすい投げ方など,相手意識にもつながっています。
Posted by 管理者 at 15時21分