2019年08月18日(日)
☆別海中央小学校☆BU講座『体育科における見方・考え方を働かせるとは』 [学校の教育課題の改善を図る研究・研修]
夏季休業終了間際の時間を使って,BU講座を開催しました。今回のBU講座は,第3学年が担当した,『体育科における見方・考え方を働かせるとは』です。
本年度のBU講座は,各学年が教科を選択し,新課程で求められる,見方や考え方を働かせることの捉えや,主体的で対話的で深い学びのある授業改善などについて,担当することになっています。その準備や実施にあたり,各学年試行錯誤しながら,研鑽をしています。自分が理解するだけでなく,教職員全体で共有するために,学習指導要領からのメッセージを咀嚼(インプット)し,さらに分かりやすく伝達するために,いくつかの書籍を根拠としてプレゼン(アウトプット)を行います。各ブロックで公開している月例公開研究会の実践と併せて,新課程完全実施に向けた準備を学校全体で行っているところです。
「そもそも体育って,何のためにやるの?」という冒頭での問い掛けから始まり,運動の楽しさや喜びを味わうことのできる体育の授業づくりについて協議を行いました。
・全ての子どもが,楽しく安心して運動できる場。
・適切な課題設定とそれに伴う評価規準。
・対話を行う必然性。
上記視点をもとに,各学年で2学期以降に行う単元を創る時間を設け,協議しました。
運動が苦手と感じたり,あるいは『出来ないから楽しくない』と感じてきた児童に対し,配慮のある授業設計を意識したり,現行の教育課程との比較から,各学年の発達段階を踏まえた適切な場の設定などを考慮した授業づくりなど,新課程に向けた方向性を全教職員で共通理解を図ることができました。
今回も,中標津東小学校から荒井先生をお迎えし,最後にお言葉を頂きました。保健領域との実感を伴う関連付けの重要性や,前述にもある,運動の苦手な子どもへや運動へ意欲的ではない子どもへの配慮など,今回の改訂に向けた重点的なメッセージを,改めてお伺いし,確認することができました。
本校の研修計画は,ブログの右側のリンクに載せてあります。今後も各教科における見方・考え方や主体的で対話的で深い学びのある授業を目指した日常授業改善に向け,研鑽を深めていきます。参加を希望される方は,是非一緒に学ばせて頂けたらと思います。
Posted by 中央小学校 at 12時15分