2017年11月07日(火)
すくすく学級 ランチのあとはクマさんを見に行こう!(10月体験学習2) [中央公民館からのお知らせ]
10月体験学習、清翠園訪問(前回記事)からの続きです。
清翠園でおじいちゃん、おばあちゃんと交流した後は、中央公民館学級は公民館で、西・東公民館学級は、コミュニテイーサロン ZICO HOUSEでランチタイムです。
人数の関係で、ZICOでの食事は、西・東公民館学級限定となっていますが、日頃、育児や家事に追われるお母さん達の小さな願いであり幸せでもある「人に作ってもらったものを食べる」を実現したものです。
とはいえ、一人前を食べきれない子どもとのシェア、そして、まずは子ども優先。
本当にゆっくり食事できるのは、もう少し先になりそうですね。
それでも、赤ちゃんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、どの世代も集まれる場所にとの願いが込められたコミュニテイサロン。
一般のお客さんも、すくすく親子を温かい目で見てくれました。
それだけでも十分ありがたいですね。
食後のひと遊び。
中央公民館では、木のパズルが大人気。
見学・交流ががメインの10月体験学習。
子ども達にとって、この時間が唯一の思い切り遊べる時間でした。
さて、次に向かったのは、別海町郷土資料館。
子ども達には、「クマさんを見に行くよ!」と伝えています(笑)。
まず出迎えてくれたのは、もちろん、
大きな大きなクマの剥製でした。
すぐに見つけた子もいれば、大きすぎてなかなか視界に入ってこない子も(笑)。
見つけた子の多くは、
こんな反応でした(笑)。
大人でも、二度見したり、一瞬後ずさりしてしまいそうなサイズのクマですからね。
そんな大きなクマが別海町にいたということにも驚きです。
もしかすると今もどこかにいるのかもしれませんよ。
郷土資料館には、別海町に生息している生き物の剥製がたくさん展示されています。
子ども達にとっては、ある意味ミニ動物園ですね。
昔の家の様子や昔の道具も展示されていました。
電話やカメラの歴史も見ることができました。
そして、こんなところにもクマさんが…。
西・東公民館学級では、大きなクマの剥製をバックに記念撮影。
中央公民館では、お隣の図書館に行った親子もいました。
図書館のお隣にある郷土資料館ですが、今回が初めての見学の親子もたくさんいまいた。
別海町出身でも、初め来たというお母さんも。
思った以上に楽しめたという感想を聞くことができました。
「お兄ちゃんを連れてきたら喜びそう」
そんな声も聞こえてきました。
実は、資料館主催のイベントもたくさんあるんですよ。
「今、郷土資料館がおもしろい!」
この機会に、ぜひホームページをチェックしてみてくださいね。
Posted by tyuou at 16時12分
すくすく学級 清翠園で笑顔の交流(10月体験学習1) [中央公民館からのお知らせ]
すくすく学級10月体験学習は、3館共にそれぞれ清翠園を訪問し、おじいちゃん、おばあちゃん達と交流してきました。
まずは、施設内をちょっと見学。
続いて、デイサービスの利用者さんとの交流です。
部屋に入るなり、
「わぁ〜、かわいいねぇ〜」
の声が聞こえてきました。
皆さん、楽しみにしていてくれたようです。
早速、「おもちゃのチャチャチャ」を披露しました。
手拍子をしてくれたり、一緒にマネして踊ってくれたり、おじいちゃん、おばあちゃん達もステキな笑顔で応援してくれました。
続いては「エビカニクス」。
やっぱり「エビカニクス」は盛り上がりますね。
実は、西公民館学級が訪問したちょうど1週間後に中央公民館学級が訪問したため、デイサービスの利用者さんは、ほぼ同じ方々でした。
同じ発表内容でしたが、温かい眼差しがうれしかったですね。
しかも、「エビカニクス」においては、アンコールがかかる大盛況ぶり!!
「だって、楽しいんだもん!」
と一緒に踊ってくれたおばあちゃんの元気の良さには、こちらも圧倒されるほどでした。
実は、「エビカニクス」を連続で踊るには、かなりのエネルギーを必要とします。
そんなこともものともせず、お母さん達もアンコールの声に応えて、最後まで楽しんでくれたことがありがたいですね。
子ども達は、慣れない環境の中、お母さんにしがみついている子もいれば、抱っこされて様子を見ている子、おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔から目が離せない子(笑)、自然に愛嬌をふりまき踊っている子と様々。
でも、やっぱりどんな姿もかわいいんです。
踊り終えた後は、握手会です(笑)。
一人ずつ、おじいちゃん、おばあちゃんと握手をしてお別れです。
踊っている時間ももちろん楽しかったのですが、この時間が一番笑顔にあふれていたと言ってもよいでしょう。
目と目を合わせ、肌と肌を触れ合わせる交流が、心を大きく動かすのですね。
「元気でね〜」
「また来てね〜」
と何度も声をかけられながら、デイサービスを後にしました。
続いて入居者のおじいちゃん、おばあちゃん達との交流です。
一緒に魚釣り、おままごと、折り紙などをしました。
両腕を大きく広げて「よく来たね〜」と大歓迎してくれたおじいちゃん、私たちの訪問を涙を流して喜んでくれた方もいました。
そして、「子育ては大変だけど、しっかり頑張ってね」と激励してくれたおばあちゃんも。
言葉ではまだまだ上手に思いを伝えられない子ども達ですが、その存在自体がおじいちゃん、おばあちゃん達にとって元気の源になったようです。
子ども達が遊んでいる姿を見ているだけで、十分に癒されたのでしょうね。
おじいちゃん、おばあちゃん達は、子ども達にやさしく声をかけてくれました。
お母さん達も、おばあちゃん達の話に耳を傾むけ、いつもよりゆっくり大きな声でお話しています。
お互い相手を思いやる心が自然に出てくるのですね。
どの館も短い交流時間ではありましたが、世代を越えた交流が生み出す力を感じるひとときになりました。
Posted by tyuou at 16時10分
ふるさと講演会のお知らせ! [郷土資料館からのお知らせ]
別海町郷土資料館(別海町教育研究協議会共催)では、国立研究開発法人産業技術総合研究所上級主任研究員七山太氏をお迎えして講演会を開催します。
七山氏は、平成23〜25年度に走古丹地区(風蓮湖)、平成27〜29年度に野付半島で地形・地質調査を行い、根室海峡沿岸域の海面変動と地殻変動について新たな知見を論じております。
私たちの生活する別海町の沿岸域がどうのように形成され、今後どのように変化していくかなど、産業・観光・防災などの観点から大変重要なことかと思いますので、ぜひ、ご参加いただければと思います。
参加申し込みは、下記PDFのチラシをご覧の上申し込みください。
別海町ふるさと講演会
「風蓮湖と野付半島の成立ちを知る」
講師 国立研究開発法人産業技術総合研究所 上級主任研究員 七山太 氏
●日 時 11月16日(木)午後6時30分〜午後8時
●場 所 別海町図書館2階視聴覚室
Posted by kyoudo at 10時52分
2017年11月06日(月)
すくすく学級 子どもの気持ちによりそう(10月学習会) [中央公民館からのお知らせ]
すくすく学級10月学習会のテーマは、別海町学びの木の乳幼児期の重点項目でもある「子どもによりそい、子どもの気持ちを受け止める」と「喜びや不満の感情をきちんと受け止める」でした。
日々の生活に追われるお母さん達にとっては、簡単なようで難しい、そして、わかっていても思うように行動に移せない、ちょっと重いテーマだったかもしれません。
特に子どもをしつけるにあたって、今回のテーマはとても大切なポイントになります。
例えば、子どもがしてほしくないことをした時に、自分がどうなるのか。
子どもがなぜそうしたのか理由を考えるよりも前に、感情的に怒ってしまう。
多くのお母さん達が経験しています。
「叱る」と「怒る」の違いはわかっていても、やはりついつい怒ってしまうことの方が多いというのがお母さん達の現状のようです。
正直、私もそうでした。
そこで、子どもにしてほしくないことやその理由、自分がどんな時に怒ったり、イライラしているのか書き出してもらいました。
・言うことを聞かない。
・同じことを何度も繰り返す。
・マイペースすぎる。
・すぐ散らかす。
子育てって思い通りにいかないことばかりですよね。
さらには、
「だいたいイライラしている時って、急いでいる時(時間のない時)や気持ちに余裕がない時だよね」
「そうそう」
多くのお母さん達が共感する場面でした。
学習会後のあるお母さんの感想です。
「怒ってしまうことを書き出してみると、実はたいしたことないことばかり……。最近ヒステリックに怒鳴ってばかりなので少しでも落ち着いて対処してみたいと思います」
実は、そうなんですよね。
よくよく考えてみると、なんでこんなことであんなに怒ってしまったのだろうと反省することの方が多いかもしれません。
子どもにしてほしくないことの理由が自分の都合だったりということも……。
親もついつい同じことを繰り返してしまっているものです。
「自分も、イライラや悩みを人に共感してもらえると気持ちが落ち着くので、『子どもも同じなんだなぁ』と思いました」
と書いていたお母さんもいました。
子どもの悲しい気持ち、悔しい気持ち、泣きたい気持ち、うれしい気持ち、何かをしたい気持ちなど、今感じている気持ちに心を寄せることで、子どもは「自分は大切にされている」「愛されている」と感じられるようになります。
親の願いを伝えるのは、それから。
とはいえ、喜怒哀楽あっての人間。
ここぞという時には叱られたり、理不尽かもしれないけれど怒られるのも一つの経験と考えると、腑に落ちない部分もありますよね。
人は失敗しながら学んでいくものです。
むしろ、日常生活においてすべてに完璧を追い求めると息苦しくなってしまいます。
子どもはもちろん、親もそうではないでしょうか。
私が思うに、意識しなければ10のうち10を感情的に怒っていたとしたら、意識することで1つでも冷静になれるところから始められればいいのかなと……。
どんなに子どもの気持ちを受け止めて怒らないようにしよう、褒めどころを見つけていこうと努力しても、「やっぱり今日も怒ってしまった……」となるはずですから。
いまだに進行形故に強く言えます(苦笑)。
ここで大事なのは、強く怒りすぎたと感じた時に反省し「ごめんなさい」の気持ちを子どもに伝えられるかどうかでしょう。
きっとその親の姿を見て、子どもも学ぶはずです。
「周りの協力に不満があって、一人取り残されている感じがする」
こんな風に感じているお母さんもいました。
こう感じているのは、一人だけではないはずです。
お母さんの怒りやイライラの裏には、お母さん一人の努力では解決できないこともあることがわかります。
子どもの気持ちによりそうことの大切さはもちろん、子育てに日々奮闘するお母さんの心によりそってくれる家族や周囲、地域の存在の大切さを痛感します。
すくすく学級は、その一つの存在でありたいと願っています。
さて、今回の学習会では、「今月の歌」として「紅葉」を歌いました。
せっかくなので紅葉(本物ではありませんが)を用意してみました。
みんなでペタペタ。
紅葉がいっぱいになりました。
きれいだね。
そして、輪唱に挑戦。
3館各学級ともに、すてきな歌が響き渡りました。
紅葉をペタペタしたのが楽しくて、この後、紅葉狩りに行った親子もいたそうですよ。
歌から、こんな風に世界が広がるものなのですね。
Posted by tyuou at 17時40分
2017年11月02日(木)
郷土資料館だよりNO220(2017年11月号) [郷土資料館からのお知らせ]
・ふるさと講演会のお知らせ!
「風蓮湖と野付半島の成立ちを知る 」
・ふるさと講座自然系第2回目のお知らせ!
「初冬の野鳥観察会 ユキホオジロ・コクガンを観察しよう」
・ふるさと講座・歴史系第3回目
「オンネニクルの森を歩こう」を実施しました。
・平成29年度企画展
「小澤彦三が見た昭和初期のべつかい」のお知らせ!
Posted by kyoudo at 11時47分
【 過去の記事へ 】