別海中央小学校 [北海道別海町]

　今週、２学期最後のメンター研修（初任者研修）を実施しました。
　２学期のメンター研修は、授業映像を見ながら初任者一人ひとりの持っている課題についてグループで話し合ってきました。
　自分の日常実践を振り返り、仲間と一緒に解決策を考えたり、アドバイザーとして参加した先輩からアドバイスをもらったりするだけでなく、他の学級の授業を見て、「自分だったら・・・。」と考察していく貴重な時間となりました。
　次回のメンター研修は冬休み中の開催となります。他校の先生にも参加していただけますので、興味のある方は本校までお問い合わせください。

　本校は初任段階の教諭がチームを作り、自分たちの日常実践の課題を話し合うメンター研修を行っています。
　２学期は授業研究を中心に実施してきました。今月は２回行われました。
　１３日には３学年、２７日は特別支援学級の授業映像を見て協議しました。
　授業者の課題を視点に授業映像を見て、グループで意見交換を行いました。
　研修部長、交流学級担任、特別支援コーディネーターなど、先輩の教諭もアドバイザーとして参加し、一緒に研修を深めました。
　参加したベテランの先生からは、若手の先生たちが日常的に課題意識をもち、チームで研修を積み重ねることができるよさについて、お話をいただきました。また、初任者からは、普段ゆっくり参観することのできない他学年や特別支援学級の授業を見ることができ、新しい発見や気づきがあるという感想もありました。こうした機会を最大限に活用して、よりよい授業づくりができるよう研修を重ねていきます。

　校内の初任者研修で、図工の授業参観と事後の話し合いを行いました。
　授業は４年生の「表現・絵で表す」（図画）。イメージや想像を膨らませてアイディアスケッチを描く学習でした。
　２つの表現方法を比較して印象の違いに気づいたり、想像したことを言葉で表して、描きたいことを具体的にしていったりと、子ども達の「描きたい！」意欲がどんどん高まっていく授業でした。
　事後には、図工科の新旧学習指導要領を比較し、学年の系統性や共通事項の確認、教科書の活用の仕方などについて説明を受けました。初任者からは図工の授業の際に迷う点などについて質問が出されました。
　
　今回の授業は４年次の教諭が行いました。１年次初任研を教員全員で支え、授業を公開したり講座を受け持ったりすることで、若手もベテランも初任者と一緒に学び、子ども達のためのよりよい授業づくりにつなげていきます。