2012年12月04日(火)
《上春中》寒さと雪で言葉は短くなるか・・・ [生徒会]
12月3日(月)期末テストの1日目でしたが、放課後に全校集会が開催されました。執行部と各委員会の代表が今後の活動について、報告しました。執行部からは赤い羽根の募金が2,130円集まったこととお礼の言葉がありました。
各委員会からは13日(木)の昼休みに全校遊びを行う予定とか、図書からは白鳥号が12日に来るので積極的に本を借りようという呼びかけなどがありました。
今回の全校集会のメインイベントは、新しい企画でした。今回は養護教諭のH先生に津軽弁について語ってもらおうという内容でした。
H先生は青森県下北半島のむつ市の出身です。津軽弁についてと言う予定でしたが、詳しく聞くと青森では、弘前方面中心の津軽弁と八戸方面中心の南部弁と下北半島中心の下北弁の3つの言葉があるということでした。
それぞれ微妙に言葉が違うそうですが、H先生は簡単に青森県の地図を書いて説明してくれました。青森の言葉の紹介としてH先生が取り上げたのが「け」という言葉で、北海道の私たちが聞いてもわかりづらいのですが、2つの別な意味があるということで、用い方を説明してくれました。
補足で、同じく青森県の弘前出身のN先生が教えてくれたのが、ローマ字で書くと「KURE(くれ)」と「KUE(くえ)」の両方とも省略されて「KE」となったらしいとのことでした。青森は寒くて冬は口を開けていると雪が口に入るから、言葉がどんどん短くなったという冗談とも本気とも判断しづらい話でした。(本当なら北海道はどうすんだ?) H先生は、故郷を離れてみて感ずる、言葉や風習の良さがあるという事で話を締めくくってくれました。みんなも自分の故郷を大切にしていきたいですね。
Posted by 上春別中学校 at 14時03分