2019年06月18日(火)
【野付中】本校の健康増進・体力向上策 [校長室から]
本日の北海道新聞「体育のススメ」の見出しの通り、「若いうちに付けた体力は将来の財産になります。」本州と比較して北海道は、登下校で歩く量が少ないと言われています。
そこで、本校では次のように取り組んでいます。
保健体育科授業では基礎体力アップと運動スキルの習得を目指して、生徒自身が目標を持って取り組み、その成果を実感できるようにしています。体育館には、基礎体力を高めるエクササイズや「的当て」を楽しめる掲示など、体力を高める「仕掛け」がされています。また、保健体育科教員が学級担任を務める1学年教室には、「13の関節」を使って多様な気持ちを繊細に身体表現しながら、毎朝温かいメッセージが板書されています。まるでセリフが飛び出してきそうですね。
学校行事では、野付半島を清掃しながら歩く春のクリーン作戦や、夏の体育祭、冬のスケート大会や長靴アイスホッケー大会が行われています。
生徒会活動では、3学期に球技大会を実施するだけでなく、わずか15分間の昼休みを活用して、全校でスポレクを楽しんでいます。鬼ごっこやドッヂボール、長縄跳び、椅子取りゲームなどなど、ぱっと集まって思いっきり楽しみ、さっと午後の授業に戻る時間です。また、徒歩通学を促す「ウォークday」や給食を残さない「給食制覇day」といったユニークな取組も行われています。
本校では、毎朝生活点検を行っています。体調が悪くないか、眠くないか、スイッチoff22は守れたか等を調べて記録します。当然、スイッチoff22が守れなかった翌日は眠たさが残り、授業の効果が減退します。健康に関しては、外部人材を活用した授業も多くあります。薬物乱用防止を含めた「防犯教室」。食育指導、歯の学習会、性の学習会、スマホ安全教室、スクールカウンセラーによる心の健康授業などです。また、保健室の前には、心身の健康に関わる情報が満載の掲示コーナーがあります。
部活動では、大会などの結果だけでなく、個人や集団の変容(成長)を重視しています。成長期の真っただ中にある中学生は天才です。たった一年間で心も身体も変化し、それまで「運動が苦手だ」と思い込んでいた生徒がまるで別人のように大きく成長することもあります。地域では、柔道や水泳などの少年団活動があり、神社祭では相撲大会も行われています。何よりも、外でみんなと楽しく遊ぶことが体力向上にはもっとも有効ですね。
Posted by 野付中学校 at 09時56分