2019年07月23日(火)
【野付中】国際理解講話 & 40輪の胡蝶蘭 [学校生活あれこれ]
7月23日(火)2校時に、1学年で国際理解講話を実施しました。
講師は昨年度に引き続き、ケニアでストリートチルドレンの支援活動を25年間続けているNGOモヨ・チルドレンセンター主宰者松下照美さんと、ドキュメンタリー映画監督の吉田泰三さんです。最初に自己紹介を行った後、吉田さんが今年3月末にケニアで撮影した「今のケニアとモヨCC」の映像を20分間観ました。
ケニアは「アフリカの優等生」と言われ、経済発展が著しいですが、富の分配が進んでおらず、物価の上昇に対して一般庶民が手にするお金がさほど増えていないため、貧富の差は広がる一方です。その「ツケ」が子供たちに回っており、継続した支援が必要な状況となっています。
同じ世代の同じ地球人の中には、十分な人権が保障されていない人たちがいることを知ることができ、松下さんの「ケニアに行ってみたい人?」という問いに、ほぼ全員が手をあげてくれました。
みんなおんなじ地球人。ぜひ無関心になることなく、今の自分達にできることを考え続けて欲しいと思います。
昨年4月に、野付を訪れたことがある東京都在住の方から贈っていただいた白い胡蝶蘭が今年も花を増やし続け、本日40輪に達しました。
白い胡蝶蘭は清純を意味し、蘭は繁栄と安定のシンボルです。
中学生の時期は、うまくいかないことも、悩むこともたくさんあると思いますが、全校生徒40名にとって、今の生活が、人生の幸せに繋がるものであってほしいと願っています。
Posted by 野付中学校 at 16時48分