野付中学校 [北海道野付郡別海町]

　テスト前日には
「テスト範囲の復習や過去問にひたすら取り組む」
　そんなイメージがあるかもしれません。
　でも本日3学年の教室を訪れると、生徒たちが主体的に調べたこと、考えたことを発表し、意見交流など行っていました。(写真は1,2校時の社会科と理科です。)

　「学力」の概念が変っています。未来を創る子どもたちにとって必要な学力は、知識や技能を自在に使える「運用力」なのです。大学入試をはじめ、各種学力テストの内容も変わりますので、そんな変化に対応できるよう、まずは大人が「意識改革」をしなければならないと思っています。

　11月20日(火)に行われる後期中間テストに向けて、本日5日(月)に学習計画表を作成しました。今回より(本校の課題としてＣＳ推進委員会でも取り組んでいる)メディアコントロールに関わる項目を入れました。
　名づけて「テスト前のメディア時間自己管理作戦」
　とりあえず、明日からの1週間について、「仙人コース」「修行コース」「努力コース」の中から1つ選び、メディア使用時間の自己管理にチャレンジします。　

自己管理作戦 (57KB)

学習計画表 (86KB)

本校図書室より

　野付学校区では、「野付学」をはじめ、北方領土学習、保育実習など多くの体験学習が年間プログラムの中で行われています。
　そこで大切になるのが「振り返り」の時間。ただ体験するだけでなく、文として書くことで、感じたことを明確に認識し、「記憶」だけでなく「記録」として残すことが出来ます。
　写真は中学3学年家庭科で実施した「保育実習」の振り返り。17名全員がほぼ1面をびっしり埋め尽くして文章にて表現することが出来ています。
　発達段階に合わせて、野付学校区で培った大切な「学力」です。