野付中学校 [北海道野付郡別海町]

　4月19日(月)は、前日の雨も上がり穏やかな朝でした。本日、朝6:00より59年目となる野付中伝統行事「チカの採卵実習」を行いました。

　野付漁協様には「ふるさと教育」のために貴重な学習の場を提供頂き、今朝も実習開始前に生徒たちへご挨拶をいただきました。心より感謝を申し上げます。

　今年はソーシャルディスタンスを考慮し、テーブルを置いての立ち仕事で採卵作業となりました。昨年度は中止だったため3年生のみが経験者ということで心配されましたがチカの水揚げ量が多く、初日の採卵量はなんと114.3キロでした。1キロ120万粒の計算だと、なんと1億3716万粒！
目標とする2億粒まで残り6284万粒です。
　明日も5：50集合で実施します。どうぞよろしくお願いいたします。
　
　本日は、ＮＨＫ、北海道新聞社、釧路新聞社が早朝から取材にきてくださいました。本日のＮＨＫ昼のニュースで放映予定ですので、採卵実習の様子をご覧ください。

　延期されていた野付中伝統行事の1つ（昭和38年より実施）チカの採卵実習がいよいよ来週からスタートする予定です。実習に先駆け、昨年度経験していない（昨年度は中止のため）2年生と1年生が本日、事前実習を行いました。
　野付漁協様より２名の職員の方を講師に迎え、チカ採卵のねらいやチカの生態や見分け方、そして採卵方法のレクチャーを受けました。目標は2億粒！重さにして約170キロを採卵します。
　いざ実践！
　まずは２年生から・・・丁寧に採卵する生徒や頭のほうにしぼる生徒などなど。
　1年生は女子が上手にしぼっていたそうで、採卵実習本番でも期待ができそうです。

多目的ホールにて1・2年生合同で説明を受けます。

野付漁協職員の方より説明を受けました。

チカとワカサギの見分け方、わかりますか？

今年度、赴任した先生も一緒に実習を行いました。

2年生の採卵の様子です。

黙々と作業をしています。本番でも集中して活躍してくれることでしょう。

手際よく採卵してました。

実際にチカを使って、説明を受け、いざ実習！

こちら1年生。慣れない中でも丁寧に丁寧に作業をしてくれます。

チカ採卵のスタイルは完璧です。これも伝統行事だからこそです。

回数を行ううちに、早く片手で採卵するようになっていきます。

本日の採卵結果。約2キロほどとのことです。170キロは果てしない・・・

1年生代表がお礼の言葉を述べて終了しました。

　チカの提供および職員を派遣してくださいました野付漁協様、お忙しい中講師をしていただいた職員の皆様ありがとうございました。月曜日からもよろしくお願い致します。
　保護者の皆様におかれましても、早朝の送迎等ご迷惑をおかけいたします。3日間で2億粒達成できるよう頑張ります。ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。なお、中止の際は午前5時前後に安心メールおよび学級連絡網でお知らせいたします。

　学校生活をよりよくするための生徒の自治活動である委員会活動が行われました。本校には、生徒会含め5つの委員会があります。生徒会、生活委員会、報道委員会、保体委員会、学芸委員会の5つですが、どの委員会も3年生を中心に主体的に活動できるところが素晴らしいところです。
　本日は活動計画などの立案検討を行っていましたが、どの委員会も3年生中心に話し合いを進めていました。この3年生の動きが野中生の自治活動の伝統として、1・2年生に引き継がれていきます。

こちら野中の心臓部である生徒会の皆さん。

会長の明るい司会で話し合いが進められていました。

こちらは生活委員会。校内外の生活全般に係わる活動をします。

生活委員長はキリリとした司会ぶりでした。

こちらは報道委員会。校内放送を中心に活動します。

報道委員にはベテラン報道委員が在籍しており、ノリノリで活動しています。

こちらは保体委員会。委員長が冷静に会議を進めています。

保体委員会は、体育行事をはじめ、校内美化に係わる委員会です。

学芸委員会。校内掲示や図書に係わる活動を行います。

日本一眺めが良いと自負する図書室で、活動しています。