2006年11月06日(月)
研修5日目 [5日目]
生徒達が2日間のホームステイを終え、集まってきました。ちょっと疲れて眠そうな顔でしたが、楽しい体験だったことが伝わってきました。ブログに寄せられたコメントを見せると生徒達はうれしそうに話していました。この研修派遣の力になり見守って下さっている方々への感謝の気持ちがあらためてふくらんだようです。
ホームステイとその後の学校訪問の様子をあわせてご覧ください。
ホームステイの感想です。
「家族みんなでご飯を食べるのが楽しかった。3歳の子供はかわいくてやんちゃだった。」
初めは緊張したけどいい人でとても楽しかった。ビーチで遊んだときが一番楽しかった。」
「家族みんな親切で、英語だけが会話じゃないと思った。子供が元気で楽しかった。」
「作った料理(ちらし寿司)が美味しくでき喜んでくれたのが嬉しかった。子供がのりが好きだったのがビックリ!」
お父さんとオセロに夢中。学校の先生だそうです。
学校訪問の様子です。訪れて出迎えてくださったのは教頭先生。最初にマオリ族の出迎えの儀式について教わりました。男→女の順に会場に入り、儀式の始まりです。
「おりがみやおてだまを教えるのが楽しかった。」
あやとりを教えている様子です。「ここをこうして・・・」と言いたいのですがなんと言っていいのかわかりません。
毛筆を教えています。なかなかの腕前です。書きながら「これはどういう意味?」と聞かれました。夏=サマーと教えていました。
もうお別れの時間です。生徒達はすっかり仲良くなって盛り上がっていました。
ここは特に自由な雰囲気の制度を採り入れ、多くの家庭がかなり遠くからでも子供を通わせているほど人気の高い学校だそうです。最初に出迎えてくれたマオリの儀式をはじめ、文化を大切にし保存しようとしている学校でした。案内してくれた教頭先生が絶賛するある先生の言葉が教室に飾られていました。『教科書はいつも正しいわけではない。先生はいつも正しいわけではない。あなたもいつも正しいわけではない。まちがえることは学びの一過程である。』
時間に追われあわただしく学校を出発する私達を、名残惜しそうに見送ってくださった先生や生徒の皆さんのあたたかい心に感動しました。
途中の風景は別海ととてもよく似ていて、道路の両側は見渡す限り牧場です。草を食んでいるのは羊だったり、牛だったり。ここは雪が降らないので牛舎がなく、ずっと放牧しているそうです。
学校から約1時間30分走り、ワイカト地区にあるケンブリッジに到着しました。すぐにファミリーの方々が来てくださり、挨拶をしました。
ホームステイの時と同じく、とても和やかな対面でした。
生徒達も2日前よりリラックスした雰囲気で挨拶できていました。
スーツケースを4つも積める大きな車でそれぞれのファームステイ先に出発しました。
ここケンブリッジは観光地ではありませんが、のんびりとした田舎町でとてもいいところです。ファームステイの様子は明日お知らせします。
12時51分投稿 (管理者)